知らなきゃ損 No28

 

遺言書で使用する言葉って

堅苦しいイメージがありますね

普段使わない言葉が使われますからね

たとえば

「妻に自宅を相続させる」という言葉

ふつうの会話ではこれだけで十分通じますが

遺言書としては、もっと詳しい情報が必要です

最低限、自宅の土地・建物が特定されないといけません

特定されないと

名義変更もできない可能性があります

遺言書にはある程度決まった表現があります

相続人には「相続させる」

相続人以外では

「遺贈する」という言葉を使うのが基本です

これを間違って

相続人に「遺贈させる」と書いてしまうと

遺贈扱いになり不動産がある場合は

登録免許税が高くなる場合があります

また

遺言執行者が書かれていない場合

遺言者が亡くなった後

家庭裁判所に遺言執行者を選んでもらったりする場合があります

たとえば

「遺言者の夫が妻へ全財産を」

という内容を書いても

夫より妻が先に亡くなると

妻に渡そうとした財産は宙に浮いてしまいます

妻が先に亡くなった場合

「長男に」(予備的遺言と言います)と書いていれば

長男に渡せますが、書いていなければ

宙に浮いた財産は遺産分割協議の対象になります

このように 

最後まで遺言書の内容通りに実行できるように

あらゆる可能性を考えた予備的遺言を

含めて作成することが大切です

* 

どうですか 

せっかく遺言書を書いても

かえって揉める原因にならないようにしないとね

分からないことは聞いてください  

 

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知らなきゃ損 No27

 

明朗っていいよね

 

私は週2回 スイミングスクールに通っています

大人の習い事ですね

スクール生の中では

私は若造になります

ほとんど年上なんです

しかも女性の方が多い

そして

みなさん健康の意識が高い

男性よりも意識が高いのかもしれません

実際 女性の方が長生きだしね

先日、マスターズスイム大会に参加しました

年齢別で一緒に泳ぐんですが

みなさん自分の目標タイムとの戦いです

私も挑みましたが

タイム更新はならず悔しい思いです

スタート前、待機の際

スタート台に立った男性の姿が

まわりと違っていました

少し前傾で

いつ構えるのかなーという感じですが

動きません

スターターもタイミングを見ていたのでしょう

しばらくスタートの合図はなく、静寂の時間

そしてスタートの合図

飛び込んだ男性は明らかに遅い

何げに

電光掲示板を見ると

年齢がなんと95歳と表示

他の選手が全員ゴールした時

残すところ20m

そしてゴール

拍手👏

私がもし同じ年齢まで生きれたら

同じことができるだろうか

無理かな

いや

自分で限界を作ってはいけませんよね

今日は、記録更新はできませんでしたが

生きる元気は貰いました

彼はきっと

前向きな笑顔の絶えない毎日を送っているに違いない

そういえば

今通っているスクールでも

笑顔が素敵な高齢女性がいます

彼女の年齢は88歳です

背中も年相応に曲がっています

おそらくジムの中では

最高齢でしょう

いつも熱心にスクールに入り

上手く泳ごうと研究熱心です

私は彼女に会うとき

「今日もご機嫌うるわしゅう」と声をかけ

「ボーイ」と彼女は私を呼び

ハイタッチします

冗談を言い合って

バカ笑いします

今は

彼女を笑かすのが私の楽しみの一つです

明朗っていいよね

何歳になっても

私は彼女に出会い

明朗でいようと決めたのかも

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知らなきゃ損 No26

 

「もしも時」どうしたいの?

今日は、少し大切な話をします

それは

ACP(エーシーピー)」と呼ばれるものについて

難しそうな名前ですね

簡単に言うと、

『もしもの時、自分がどうしたいかを

家族や大切な人と話し合っておくこと」です

え?“もしもの時”って、どんな時?

たとえば意識を失い倒れて病院に運ばれたとき

「自分では何も決められない」状態になったら・・・

あなたの代わりに、

誰かが「治療を続けるかどうか」

「どんなケアを受けたいか」など

大事な決断をしなければいけません。

そんなとき

あなたの気持ちや希望がわかっていれば

ご家族も安心して決断できます

 こんな話

今からするなんて縁起でもない

そう思う方もいるかもしれません

でも

「元気なうちに話しておく」ことが

自分らしく生ききるための第一歩です

私たちは、普段

「今日の夕飯はどうする?」って気軽に話せるのに

「もしものとき、延命治療は受けたい?」

「最期はどこで過ごしたい?」って

こんな大事なことは

なかなか話す機会がないんですよね

ACP(人生会議)は特別なものじゃないんです

“会議”といっても

お茶を飲みながら家族と話すだけでいいんです

・自分がどんな医療を受けたいか

・苦しい治療はしたくない・・・

こんな小さな思いでも

大切な“あなたの気持ち”です。

話すことで、家族も救われるんです

私の母は、最期は施設で過ごしました

認知症もあり

延命治療をするかどうか

私が決めることになって 本当に辛かったです

大切な人の気持ちが分からないまま

何かを決めるのはとても重いことなんです

だからこそ

「自分はこうしたい」と伝えることは大切な人への“思いやり”になるんです 

そして伝えるだけでなく

記録することが大切です

繋ぐノートに本人や家族が書き込むのです

その時は明日かもしれないし

10年後かもしれません

時間が経過し 忘れかけていても

繋ぐノートを見れば

「あーそー言えば

10年前に「親父はこうしたい」と言ってたよねー」と

その時、

辛い決断をする家族は救われるんですね

人生の最期はいつ訪れるかは分かりませんが

自分らしく、心置きなく

生ききることが大切です

分からないことは

聞いてくださいね

 

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