お化けタマネギの恐怖・その1
前回の記事を読んで、
なにやら小芝居が始まるのかと思った方、すいません。
そんなものはやりませんよ。
(本当は、どうせならいきつくところまで、と一瞬考えたんですが、
収拾がつかなくなりそうなので、やめます)
今週の前半は、嵐の前の静けさ、で比較的余裕がある。
今のうちに、前に書こうと言った、タマネギの話でもしよう。
今でこそ、たいていの料理はこなせる僕だが、
学生時代はほとんど自炊をしたことがなかった。
当然、食生活も偏りがち。
また、貧乏学生だったので、栄養そのものが不足することも。
僕は今でも、基本的に食べるとなるとかなり大食いなのだが、
一方で食にあんまり執着もしないタイプで、
なければないでいいや、面倒くさい、
と食わずにガマンすることもできちゃうほうだ。
それが仇になったか、
上京時には、体重が63kgぐらいあったのが、
わずか1~2カ月で55kgになった。
それまで黙っていても3食もりもり食べられていたのに、
いきなり切り詰めた生活になり、
さらにボクシングジムなんぞに通い始めたから、無理もなかった。
ただ、ほとんど贅肉だっただろうとはいえ、
シューッと8kg減ったときはビビったなぁ。
それからは、栄養の量とバランスにはできるだけ気をつけるようにはしたが、
外食中心の生活には変わりなかった。
さて、僕が大学2年か3年のころのことだったろうか。
あるとき、僕の食生活を見かねて、同じサークルの女の子が料理を教えてくれた。
その料理とは、タマネギツナサラダ。
レシピを説明すると、
①タマネギ半分ほどを、スライスします。
②ツナ缶を開けます。
③タマネギとツナ、マヨネーズを混ぜます。
④はい完成。
どこが料理やねん。
その子の名誉のために言っておくけれど、
彼女は普通に料理ができる子だった。
要するに、あんたでもこれぐらいはできるでしょ。
せめてこれぐらいは作って栄養とりなさいよ、
というつもりで教えてくれたのだ。
しかし、男ってのは単純なもので、
その子のことがちょっと好きだったものだから、
そんなのでも、とにかく好意が嬉しくって、
いそいそと作っちゃうわけ。
そして一時期の僕は、
家で食事をするときは、
買ってきたお総菜や弁当に加え、
タマネギツナサラダを食べるのが習慣となった。
で、冷蔵庫の一番下の野菜室には、
つねにタマネギが数個備蓄されることとなったのだ…。
(次回に続くよ!)