ぽっぽっぽ。
少し前の記事で、
うちの庭の梅の木に、ハトが巣を作って、卵を温めていると書いた。
巣は、2階のベランダから身を乗り出すと、
2メートルぐらい先の位置に見える。
卵は、ふたつ。
後で調べたら、どうやらハトはたいてい2個、卵を産むらしい。

そのうちのひとつが孵った。
写真は先月12日のもの。
生まれたてのヒナは、羽毛が毛羽立ってもじゃもじゃで、よくわからない。

親鳥が戻ってくると、お腹の下でぬくぬく(してるっぽいが見えない)。
つか温めなきゃいけないはずのもう1個の卵、思いっきり外に出てるんですけど。
ヒナは、あっちゅうまにぐいぐい大きくなって、
約1週間後の9月20日には、

でかっ。
それにしても、なんかこのヒナ、ふてぶてしい。
なんつーか、ういういしさというものがない(笑)
もう1個の卵は、ダメだったようだ。
巣の外に出されてしまっていた。
できれば、親鳥が口移しで食べものを与えるところでも撮ってみたかったが、
さすがにずっとベランダに張りついているほどヒマではなかったので、無理だった。
しかしこの数日後、巣からヒナの姿はなくなっていた。
どうやら、巣立ってしまったらしい。
後に残ったのは、空っぽの巣と、置き忘れられた卵ひとつ。
ああ行っちゃったか。
少しさびしく思っていたのだが、
1週間後の9月27日、自室で仕事をしていたら、
目の前のカシの木に、2羽のハトが。

右が親鳥、左がヒナ。
そうか、まだ近くにいたのか。
どうやら、ヒナはまだ飛ぶのがうまくなく、
エサも自力ではうまく取れないようで、
マンツーマンでレッスンを受けているところ、のようだ。
親が食べものを与えていた。
次の食べものを探しに行くのか、親鳥が飛び立つと、
ヒナはその場でじっと待っている。

ぶすーっとした面持ちで、待っている。
間違いなく、あのヒナだ。
このかわいげのなさが、逆にかわいく思えてきたぞ(笑)
親鳥が戻ってきたら、今度こそ食べものを与える瞬間が撮れる。
と思って、僕もカメラを構えて待っていたのだが、
親鳥は、いつまでたっても戻ってこない。
ヒナは、ずっとその場でぶすっと待っていたのだが、
30分ぐらいたつと、さすがにしびれをきらしたのか、
枝から枝へ、うろうろし始めた。

羽根は、だいぶきれいにそろってきているが、
まだ親鳥のようななめらかさがない。
尾羽も短い。
見ていても、飛び方がへたくそで、
他の枝に飛び移る際、いちいちあちこちぶつけている(笑)
その後、この1週間の間にも、時々このハト親子の姿を見かける。
でもそろそろ、独り立ちするんだろうな。
それにしても、気になるのは、いつも親鳥が1羽なこと。
ハトは、つがいで行動するものらしいのだが。
巣作りして、抱卵するあたりまでは、親鳥はペアで見かけていたが、
ヒナが孵ったあたりからは、いつも1羽。
お~い父ちゃん、いったいどこ行った?
あ、残っているのは父ちゃんで、いなくなったのは母ちゃんかもしれないけど。
