先日、日本IBMさんのOracle事業部の事業部長のFさん、Eさんのお二人と、会食をする機会がありました。
システムサポートからは、N常務取締役と私とが出席しました。
今回の目的があまりわからないまま、参加させて頂いたのですが、いろんな会話をさせて頂きました。
新卒の教育のこと。
お客様の課題について。
その中で、Fさんからこんな興味深い話を聞きました。
Fさんは生粋の営業の方で、上司の営業センスやお人柄、また、お客様に対しての立ち回りなど、盗んでやろうといつもアンテナを張り、分析していたそうです。
上司の方は、自分の信用から、お客様へ次々に販売をされていたそうです。
Fさんはこう考えたそうです。
「日本IBMのFから買って頂くんだ。自分を売って、信用を築き、Fと言う名前から買って頂こう。」
その後、信用を築き上げた結果、「日本IBMのFから買うんだよ」というお客様の声も頂いたそうで、成功されたそうです。
何年かして、上司が変わったそうです。
その折、着任された上司の方に仰ったそうです。
「私のお客様は日本IBMからではなく、この私のFから買って頂いています。」
上司の方は言ったそうです。
「まだまだだねぇ、おまえそのものが日本IBMだと言って貰えるまでは、まだヒヨッコだ。」
なるほどと思い、次のステージを目指して、自分自身が日本IBMと言ってもらえるよう頑張ったそうで、今ではFさんが決めた方針でOracleビジネスが日本IBM内部が動くほどの方になったそうです。
物事の価値っていうものは、いろんな目線で価値は変わるものだと思います。
目線の高さや角度、内容のレベルで変わるのでしょう。
自分に置き換えてみると、やっぱりこれでいいんだ、と思い込んでいたり、人から見えている自分の価値等、不安定要素が多いのに、あまり考えていなかったりしていると思います。
Fさんの事例から考えても、自分から買って頂いているという自身の認識から驕りとなって、成長を止めていたと言うことにもなるでしょうし、お客様側から考えてみると、会社の価値を下げる要因にもなりかねません。
物事の価値はその事象によったり、角度であったり見方によって、良いものにもなったり、価値を下げてしまう原因にもなると言うことです。
では、物事の価値とは何でしょうか。
ビジネスにおける「価値」は利益、即ちお金のことになると思います。
また、見えない価値もあるでしょうが、ビジネスを行うのは企業であり、営利法人ですので、結果、利益と言うことになります。
たとえば、マイクロソフトのビル・ゲイツは誰も真似のできないOSを作り上げ、ビジネスラインにあげたことでコンピュータ業界でのマイクロソフトという「価値」を築きました。
結果、ビルは一生のうちに使い切れないくらいの利益を手にすることが出来ました。
価値の捕らえ方によって、Fさんのように同じ事をやっていたとしても、価値を上げたり下げたりしてしまうものですから、常に色々な角度で価値を見出すことが必要なんだなぁと、改めて認識できた食事会となりました。
私も、このシステムサポートという会社の価値、或いは社員の皆さんの価値を落とすことなく経営できるよう、様々な角度で価値を図り、最適な経営を行おうと思います。
皆さん、これからもお力添えの程、何卒宜しく御願いいたします。