私はよく、技術革新のことについて考えることがあります。
小さな頃、よく漫画を読んでいたのですが、例えばドラえもんとか、おそまつ君とか、田舎暮らしだったんで、おじさんやおばさんが読んでいたもののお古を読んでいました。
その中で、手塚治虫氏原作の「鉄腕アトム」がありました。
物語の中で、先に記載したドラえもんやおそまつ君とは違う表現が目に付いたのを今でもよく覚えています。
その表現というのは、未来の世界が細かなディティールで表現されていたことです。
例えば、超特急ですごく速く走り、流線型の電車や、ドアが自動で上に開く自動車、地球の周りを飛んでいる宇宙船、ガラスで覆われた高速道路、幾何学的な形をしたビルなど、様々な表現に心が躍りました。
きっと、当時の世間では思いつかないような斬新且つ革命的な表現だったに違いないと思います。
しかし、近年、上に書いたような物が実際にあるように思えます。
新幹線やヨーロッパの超特急、ガルウイングのスポーツカー、高速道路も実在しますし、首都圏では色々なデザインのビルが所狭しと立ち並んでいます。
手塚治虫さんがイメージしたものを漫画にかいて、それを読んだ、そのときは子供だった現在の大人たちが実際の形にしたんだと思います。
「鉄腕アトム」を見ながら設計した人もいたかも知れないですね。
細かなディールまでイメージを伝えると、伝えられた相手は感動し、結果として頭の中に残るんだと思います。
それが、実際にものづくりされる方々の基本的な要件となるんだと思います。
逆に言うと自分がイメージできないことは実現しないとも言えます。
しかし、良いイメージばかりが伝わるとは限りません。
受け手の取り方や、精神状態によっても悪い方向へと捕らえてしまうことも少なくないと思います。
私は今まで色々なことを人に伝えてきましたが、裏を掻く人もいれば伝えたことを、より飛躍的にイメージする人もいますし様々です。
ですから、私は今、取り組んでいることや、今後のビジョンを会議や打合せの時に伝えていますが、出来るだけ、細かく、そこに至るまでのプロセスも含めて、相手の方の伝わり方がブレないように、とても気をつけて伝えるように心がけています。
自分自身がイメージが出来ないと伝えられないですが、きっと、周りにイメージをさせていただけるような情報を伝えてくれている人が誰にもいると思います、きっと、自分自身にとって大切な存在の方がそれだと思います。
これからも、自分の未来や仲間の未来をイメージして、夢をかなえられるように右脳を使いたいと思います。
そして、仲間の方と、家族と、友人たちが笑って幸せそうなイメージを持ち続けられるようコントロールしていこうと考えています。