私の部下で大阪・神戸には63人の社員がいて、それぞれに家族がいます。
全社だと300名を超えています。
協力会社も20社以上あり、お客様は40社を超えています。
その企業さんにも社員がいてそれぞれに家族がいます。
そう考えますと、小さな拠点といえども何千人、何万人の方がその企業に関わっている事になります。
私はそうした人間の命の重みは何ものにも代え難いものです。
偶然、一緒に仕事をしているといえばそれまでですが、とても有難い事だと思うのです。
人間が一生に内に排出される精子と卵子の数を数えると、特定の精虫と卵子が出会う確立は大変小さく、2千500億匹の精虫がでて、400個の卵子があるんですが、特定の精虫と卵子が出会う確立は100兆分の1です。
それで2人兄弟だったとしたら50兆分の1の確立でこの世に生を受けたことになります。
あとの49兆9999億9999万9999はこの世に出てきていないわけです。
この確立は「宝くじ」の比ではありません。
地球上の50億の人間が、全員宝くじを1枚ずつ毎年買ったとして、1万年目にやっと当ることと同じようなことです。
すべての人がこの「宝くじ」に当って存在しているのです。
そういう方と、社員であろうが取引先であろうが、お付き合いできることが「有難い」ことなのだと思います。
毎日を生きていると、1日1日が点のように思う方もいるかもしれませんが
先に記載したように、命のリレーを受け取ったのですから、長い時間の中で線のように生きていると思うのです。
皆さんも、周りにいる方々と話したり笑ったり、時には言い合いになることも「有難い」ことで
常に自分がなすべき事柄を意識して、自分の存在や皆さんに感謝しています。
ちなみに、出会いの確立のお話は続きがありまして卵子と精虫の確立が2人兄弟で50兆分の1ですが日本人口が1億3000万人いますので、1人が1人に出会う確立は1億2999万×1億2999万=1兆6897億4001万分の1となります。
そこに、50兆分の1が加算されますので天文学的数字分の1となるのです。
多分兆の上が京でその上が垓、その上が(じょ)※字が出ません(汗)ですので、そのあたりの単位になると思います。
恐らく、84じょ4870垓5京分の1になると思います。
【書籍部分引用】
著: 堀場雅夫
発行: 日本経済新聞社
シリーズ: イヤならやめろ!
レーベル: 日経ビジネス人文庫
価格/263円(税込)