会社を辞めずに、富山へUターンしました -28ページ目

会社を辞めずに、富山へUターンしました

地方在宅勤務とノマドワークで、
始めてみました富山生活。

ボクがまだいたいけな小学校の低学年の頃。
町内会の主催か何かで、
日帰り温泉に行った時のことです。

帰りのバスのなかで、どこかのおばちゃんが、

「おにぎり余ったから、あんた、これ食べられ」

と、アルミホイルに包まれた丸い包みを渡されました。
ちょっとお腹がすいていたボクは
無邪気にいただくことにしました。

早速ホイルを開いてみると、
つーんとした酢酸臭とともに、
淡い緑色をした、マリモのような物体が現れました。

(うわっ、トロロコンブだわ、、、)

はっきり言って、
トロロコンブ、好きじゃありませんでした。

富山県民なので食べることはできますが、
好んで食べたいものではなかったのです。

海苔に鮭 or たらこならベスト。
梅干しなら、まぁしょうがないか。
しかし、トロロコンブは、できればパスしたいところ。

あの、独特の、酸っぱい香り。

唇や口内に絡み付く繊維感。

きっと炊きたてのご飯をおにぎりにして
アルミホイルに包んだのでしょう、
トロロコンブがしっとりとしています。

あのおばちゃんの手のエキスかなんかも、
味わいの一つに加わっているような気がします。

「どうけ、トロロコンブ、うまかろう(満笑)」

満面の笑みを浮かべて感想を迫るおばちゃんの手前、
お返しするわけにもいきません。
意を決して頬張りました。

味は覚えていません。
(けど、あの味に違いありませんが)

富山県民のソウルフードとも言われますが、
ボクのソウルにはあまり響かないフードでした。
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そんなことを思い出したのは、
富山駅に新装開店した「立山そば」の券売機の前に立った時でした。
今日は都合により妻殿手作りの朝食弁当を持参出来ませんでした。
そこで、新しくなった「立山そば」をのぞいてみようと思ったのです。
立山そば外観2

たしか、以前は、券売機の左上に
「天ぷらそば 370円」が表示されていました。
ところが、現在は「とろろ昆布そば 400円」が鎮座しているではないですか!
券売機1

券売機左上といえば、
お店のイチオシメニューのはずです。
その座を新たに「とろろ昆布そば」が獲得したようです。
券売機2

これは思わぬ下克上。

なにがあったのでしょうか。
新幹線の開業を機に、
より富山らしさを前面にアピールしようと考えたのか、源さん。

それと、もう一つ問題が。
いつもの「天ぷらそば(うどん) 370円」を探したのですが見つかりません。
メニューにあるのは、
「えび天そば(うどん) 420円」と
「かきあげそば(うどん) 420円」です。
値段は同じですが、どっちがどっちだかわかりません。
もしかしたら両方リニューアルしているのかも。

困りました。
新幹線の到着までそれほど時間もありません。

そのとき、なぜか押してしまったのです。
「とろろ昆布そば 400円」のボタンを、、、。
とろろ昆布そば
「立山そば」ではうどん党なのですが、
つい「そば」選んでしまいました。

冒頭には長々と書きましたが、
大人になってからはトロロコンブを食べることもそうそうないので、
ちょっと懐かしスイッチが入ったのかもしれません。

ご覧の通り、
そばにトロロコンブ、
おきまりの立山そばカマボコのシンプルな構成。
トロロコンブも変わらぬ味わいです。

でも、大人になってからの方が、
美味しく食べられるようになった気がします。

うーん、個人的には、このダシはやはりうどん向きですね、、

最後に、きれいに生まれ変わった外観です。
立山そば外観



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