鬼門の川崎戦を無事に突破!
やっと勝てた。
J1第4節
3/17 15:03キックオフ in カシマスタジアム
鹿島2-1川崎
(鹿)
47'チャヴリッチ
50'鈴木優磨
(川)
36'マルシーニョ
嬉しい以上に安堵感でドッと疲れました。
鹿島のスタメンは
GK早川
DF濃野
DF植田
DF関川
DF安西
MF佐野
MF知念
MF名古(→樋口)
MF藤井(→松村)
FW優磨
FWチャヴリッチ(→パレジ)
ベンチは、山田・須貝・樋口・パレジ・聖真・松村・垣田
今までの戦績を考えると、どうしても不安になってしまう川崎戦。
当然、今回も勝ちたいという想いはありますが、まさか本当に勝っちゃうとは。
両チームの応援の熱がドンドン上がっていく中、大一番が始まりました。
前半も悪くはなく、川崎ゴールにも迫ってはいたのですが、精度の部分も含めてなかなか決定機に繋げられません。
今回、名古が樋口に代わり2列目に入りましたが、個人的には名古は頑張れていたと思います。
実際シュートは打てていましたし・・・たしかに枠に飛ばす事ができずチャンスをモノには出来ませんでしたが、それでも今までの名古と比べたら、積極的に動けていましたし良かった方なのではないでしょうか。
あとは精度の問題というところでしょうか。
観ていて不安だったのが、関川などの守備陣。
全体的にどこかフワッとしている感じがあり、集中して試合に入れてるのかな?という印象を受けたほど。
鹿島の失点は、前半36分。
1本のパスで裏を突かれて1対1のシーンを作られます。
ボールは、バックスピンなどはかかっていなく、むしろキーパーの方に向かって行ってるように見えました。
鹿島のGK早川は、飛び出すのではなく逆に下がってしまいました。
そこで打たれたシュートは何とか防げましたが、そのこぼれ球をマルシーニョに打たれ失点。
実際はどうだったかは分かりませんが、ゴール裏から見た印象としては、この失点は防げたんじゃないかな~と思ったりしています。
"やはりこうなるのか・・・"
そんな気持ちになりました。
そして後半へ。
その後半、いきなり試合が動きます。
気付いたら・・・今回10人で観戦していたのですが、そのうちの1人がいません。
トイレに行っていたようなのですが、その間に鹿島が2点取るというまさに奇跡が。
1点目はチャヴリッチ!
植田からのロングフィードに優磨と名古が反応するも触れず。
ボールはそのまま川崎陣内へ。
そこに走り込んでいたチャヴリッチが、ドリブルで進入。
しっかり流し込み同点!
ここ最近、こうやって決める事ができる外国人選手が少なかったように思います。
そういう意味でもチャヴリッチの存在は大きいかもしれませんね。
この同点弾で勢いづいた鹿島。
川崎の左サイドでボールを奪い、チャヴリッチが駆け上がってきた名古にパス。
名古は、無理やり中にクロス。
フワッと上がったボールは、ゴールバーに当たりますがそこに優磨が突っ込みゴール。
驚きの後半始まって5分で逆転!
ダメだと思われた名古のクロスが上手くいった形になりましたね。
でも、その前のチャヴリッチの動きが1番だったように感じます。
川崎戦では、良くても終盤に1点返す程度でした。
それが目の前で怒涛の逆転劇を見せられたサポーターは、大盛り上がり。
1段2段と応援のギアが上がり、カシマスタジアムの雰囲気が凄まじいモノに。
そこからのロスタイムを含めた47分間は本当に長く感じました。
途中、何度も何度も頭の中に失点するシチュエーションが思い浮かんできます。
浮かんでは消して浮かんでは消してというのを繰り返しながらの応援でした。
そこからも一進一退の攻防は続きました。
ピンチもありチャンスもあり・・・
時間はどんどん経過していき、終わりの時間が近づいてきます。
自分は、応援というよりもむしろひたすら祈っていたような気がします。
ロスタイムは何と7分!
最後は、伝統芸の「鹿島る」発動。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、リーグ戦8年半ぶりの勝利に歓喜に沸きました。
そのあとには、"勝てて良かった"という安堵感からドッと疲れに襲われました。
勝てない時期が本当に続き毎回悔しい想いをしてきました。
今回ようやく勝てた事で、チームとしても一気に雰囲気が良くなったかもしれませんね。
中断前に1つの大きな勝利を得られました。
たしかにシーズンの中の1勝という事には変わりありませんが、これが鹿島復活へのキッカケになる事を願ってます。
次は、昇格組の磐田戦。
絶対連勝を!
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