試合観戦記2024~日テレベレーザvsC大阪レディース~見応え十分、さらに面白い選手も発見! | FC kazumaxのFIELD OF Soccer ブログ!

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男子サッカーももちろん面白いですが、女子サッカーもしっかり面白いです!

 

結果は引き分けでしたが、見応えのある試合でした。

 

WEリーグ第10節

3/16 13:05キックオフ in 味の素フィールド西が丘

日テレ・東京ヴェルディベレーザ1-1セレッソ大阪ヤンマーレディース

(日)

61'山本柚月

(セ)

21'田中智子

ベレーザの試合は以前にも1度観た事ありましたが、C大阪レディースは初。

どんな試合になるのか楽しみでした。

 

そして、今回も面白いと思える選手が何人かいました。

 

キックオフ!

決して多いとは言えませんが、両チームのサポーターの熱い応援が選手たちに飛んでいきます。

前半はほぼ互角な展開ではありましたが、それでもC大阪レディースの方が押していたように感じました。

 

日テレベレーザは、ポゼッションを意識しながら後ろから繋ぎ、サイドを起点に相手を崩していこうとする印象。

対するC大阪レディースは、速い寄せからのボール奪取、そしてそのままパスで繋いだり裏への抜け出しなどで突破を図る戦術という印象。

自分たちのペースをある程度守りたい日テレベレーザに対して、"そうはさせない!"と言わんばかりに積極的に向かっていくC大阪という構図でしょうか。

 

それを打開したい日テレベレーザは、右サイドのNo.19山本柚月選手が積極的な動きを見せます。

まず最初に目についたのがこの選手でした。

精度的に少し荒削りな部分はありましたが、力強いドリブルだったりいろいろな所に顔を出しボールを貰いに行く動きが目立ちました。

よく動くので、気付いたらサイドではなく中に入っていたという事が何度も。

そして、そこでゴールを狙いに行く姿勢は見ていて面白かったですね。

 

そんな中、前半21分にC大阪レディースが先制。

前への意識が強いC大阪レディースが、後ろから2本のパスで日テレベレーザの裏へ。

裏へキレイに抜けだした田中智子選手が冷静に流し込みゴール。

たぶん、チームとして上手くいった流れだったのではないでしょうかね。

 

後半に入ると、「カモンベレーザ」が発動し、それを受けた日テレベレーザが反撃。

前半とやる事は変わってないように見えますが、強度とスピードが増したように感じました。

 

後半から、どこか安定さに欠けていた岩清水梓選手に代わりNo.25池上聖七選手がin。

この池上が後半に輝きました。

片方の足にテーピングが巻かれていましたが、それを感じさせない動きでした。

身長が高く(174cm?)少し線が細い印象。

そして、何となくですが性格的に大人しそうな印象を受けました。

でも、本当に良い守備をする選手なんです。

相手とフィジカル勝負をする選手ではなく、長い足を活かしてスッと奪うやり方。

終始落ち着いていて、常に冷静に対応できていました。

上手いという表現が合っているのではないでしょうか。

でも、持ち味は守備だけでなく、ドリブルも凄い選手。

ボールを持ち行けると判断した瞬間、そのまま文字通りスルスルっと相手の隙間を縫うようにドンドン進んでいくシーンも。

同点ゴールのアシストもドリブル突破からなのですが、この時はグッとスイッチを入れ力強いドリブルで左サイドを駆け上がりました。

決して派手な感じではないですが、この選手は見ていて絶対に面白いと思います。

 

C大阪レディースにもいます。

No.11FW矢形海優選手。

とにかく前への意識が強い選手。

前からの守備も速くて強く、ずっと走っているので、チームとしても本当に助かるハズです。

ドリブルも力強く、さらに足元の上手さも兼ね備えているので、得点を量産できそうな気がします。

 

他にも、No.24藤原のどか選手。

ポジショニングが上手く、しっかり相手の前に立ちはだかるような守備をし攻撃をストップ。

決して大きな選手ではありませんが・・・むしろ159cmと小柄めですが、強くて安定感があり良い選手だなと思います。

 

というわけで、後半16分に上記に挙げた池上聖七選手のドリブルから、最後は左サイドからのクロスに反応した最初に挙げた山本柚月選手が押し込み同点。

ここからさらに日テレベレーザが押し込みますが、C大阪レディースがしっかり守り抜きました。

その間、何度かC大阪レディースも反撃に出ますが、日テレベレーザも池上聖七選手をはじめとした守備陣の頑張りでセーフ。

 

試合は1-1で終了。

お互いに決定的なシーンもありましたし、それを防ぐビッグセーブもありました。

見応えのある試合でしたし、改めてレベルの高さも感じました。

 

面白い選手も見る事ができましたし、純粋に楽しめました。

また女子サッカーを観に行きたいですね。

 

ちなみに、今回の主審は外国の方でした。

ハンドっぽい場面を見逃した事もありましたが(実際ハンドだったかは分かりません)、それ以外では選手が倒れてもすぐに笛を吹く事はせずに、試合がスムーズに流れるようにしていました。

個人的には上手かったなと思います。

Jリーグの方でも吹いて欲しいな・・・

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