救世主となった伊藤翔・・・最高の逆転劇でした。
無事に、グループリーグ突破。
アジアチャンピオンズリーググループリーグ最終節
5/22 19:00キックオフ in カシマスタジアム
鹿島2-1山東魯能
(鹿)
68'伊藤翔
70'伊藤翔
(山)
11'フェライーニ
アジア王者として臨んだ今シーズンのACL。
格下のジョホールに金星を献上したがために、最終節までもつれる事になりました。
そんな中、その最終節でフェライーニがいる山東魯能と戦った鹿島。
その鹿島は引き分け以上でグループ突破、負けた場合はもう1つの慶南vsジョホールの結果によっては敗退という状況。
さすがにグループ突破のために結果が必要な試合なので、サポーターも気合が入っています。
そして、いざ決戦。
鹿島をグループリーグで潰すというミッションを敢行してきた山東。
なかなかボールを繋げる事ができずに苦戦する時間が続きました。
そんな中、フェライーニに決められてしまい、痛い先制点を与える事に。
少し嫌な空気が流れた気がします。
それでも、徐々にボールが回るようになり、得点の気配が出始めた鹿島。
結局、前半の間に同点に追いつく事ができず、後半へ。
その後半に歓喜が待ってましたね。
相手がブロックを形成してきているため、なかなか崩す事ができません。
打開すべく、伊藤翔が投入されます。
交代で入った伊藤翔が、後半23分と25分に立て続けに得点。
一気に逆転。
これで、山東戦では2試合で4得点という、まさに山東キラー。
本人的には「特に恨みは無い」そうです。(笑)
ゴールが決まった瞬間、ゴール裏はドンチャン騒ぎ。
周りの人たちとハイタッチしまくりです。
ちなみに、この時もう1つの試合は慶南が1-0でリード中。
逆転した鹿島が、そのまま逃げ切り勝利。
晴れてグループリーグ突破を決めました。
最終的に慶南が勝利したため、万が一にも鹿島が負けていたら、グループ敗退でした。
そう考えると怖いですね。
というわけなのですが、今回試合を見ていて気になったのが、スタメンの中村充孝です。
先日の松本戦で、相手の股を抜くという見事なゴールを決めた充孝。
それもあり、今回スタメンに入ったんでしょうが、周りのリズムや流れと全く合わず、活性化どころかむしろ停滞化させてしまう始末。
強い気持ちはあったのかもしれませんが、全くかみ合っていませんでしたね。
しかも、その充孝と交代で入った伊藤翔が活躍しただけに、さらに立場が危うくなりそうですね。
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~今節のピックアッププレイヤー~
・伊藤翔
まさに、「It's 翔 time」でした。
わずか3分で2ゴールという最高の活躍。
素晴らしいの一言です。
・チーム
試合終盤に町田が足をつってしまい、倒れこんでしまうというシーンがありました。
でも交代枠は使い切っているので、とりあえずピッチにいるという状態に。
その時、すぐに安部が下がり、脩斗が左サイドバックに入り、三竿が右サイドバックに。
そして、町田を前線に送り、負担にならないようにしてあげました。
あの状態で全員が冷静に「町田フォローシフト」を敷いた姿は、鹿島が1つの「チーム」になってるという事を実感した瞬間でした。
最高です。
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次は、ラウンド16でいきなり広島とになりました。
でも関係ありません。
2連覇に向けて、突き進むのみです!