今回は、日本人海外組シリーズの第20弾で、ルーマニア編を書きます。
ルーマニアリーグって、どんなリーグなのかも日本ではあまり知られていないかもしれません。
自分も分かりません。
現在、このルーマニアリーグに所属している日本人選手は、1人だけ。
高校卒業後、アルバイトでお金を貯めて、ブラジルにサッカー留学に出ます。
アヴァイFCやコリンチャンスなどのクラブの練習に参加。
1度日本に帰ってきて、フットサルチームや地域リーグでプレー。
2007-2008シーズンに、ルーマニア3部(当時)のFCアストラ・ジュルジュに入団テストで合格し入団します。
ここから現在まで同じチームに所属しています。
いきなり主力として33試合に出場し、7得点。
優勝に貢献し、2部に昇格します。
2部にいながらベストイレブンにも選出。
チームは2位で終え、晴れて1部昇格。
2010年は、サウジアラビアのアル・ナスルから高額のオファーを受けますが、それを断わり残留。
2010-2011シーズンは、途中からキャプテンを任されるほどになります。
翌年は、チーム事情もあり、スタメン落ちや前半のみで交代がありましたが、途中で監督が変わると、またキャプテンに任命。
先週の投票で選ばれたことから、かなりの信頼を得ていたという事だと思います。
この年、日本代表はコパ・アメリカに招待されていたのですが、東日本大震災の影響でこれを辞退。
このメンバーに瀬戸選手は選ばれていただけに、悔しかったと思います。
外国籍選手としては、25人目の100試合出場も果たしています。
2012-2013シーズンは、7得点を決めるなどの活躍をし、ベストイレブンの守備的MF部門で3位に選ばれたりもしました。そして、ヨーロッパリーグにも出場。
今度は、カタールからオファーが来ますが、これも断わり残留。
他にも複数のクラブからオファーが来て、チームとしても本人の意思を尊重するという事だったのですが、本人はまたもこれらを断わり残留。
チームはカップ戦で優勝し、瀬戸選手にとっては初のタイトル獲得となりました。
去年の夏には、とうとうJリーグクラブからもオファーが来ます。でも、これにも応じず、残留。
2014-2015シーズンで、とうとう同じチームで8シーズン目を迎えています。
これは、海外に言ってる日本人選手の中で最長となっているそうです。
今シーズンのヨーロッパリーグでは、とうとう初得点も記録するなど、チームの欠かせない主力として活躍しています。
見づらいかもしれませんが、ヨーロッパリーグの試合に普通にスタメンに名を連ねています。
ヨーロッパリーグの公式記者会見でも、監督と一緒に出席したという事で、完全にチームの顔にもなっています。
順風満帆に行ってるように見えますが、けっこう苦労してここまで来ました。
もしかしたら、今本当に海外組で1番活躍してるのって、この瀬戸選手かもしれませんね。
いつか鹿島にも来て欲しいかも。



