NATUZZI ITALIA(ナツッジ イタリア) のソファを張り替えました (◍•ᴗ•◍) | “椅子やソファがキレイだと気持ちイイですね” (^-^)//  竹永椅子店のブログ

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名古屋市で椅子、ソファの製造、張り替えを主な業務とする竹永椅子店です。
ホームページでは言えないブログらしいことをお伝えしますので宜しくお願い致します。

 

イアリア製の椅子やソファの修理は、弊社のような小規模業者にもよく持ち込まれます 笑ううさぎ

それだけ沢山の品数が日本に入ってきているからでしょうが、、

 

その中でも今回は高級ブランドの位置づけの NATUZZI ITALIA (ナツッジ イタリア) です。

 

愛知県春日井市のお客様、ご注文を有り難うございました。。てへぺろうさぎ ラブラブ

 

W2.000超の大きなリビングソファです。デザインはシンプルですけどね。。にっこり

 

座って左肘の側面がひどく破れていますが、通常使用によるものではないかと うーん

これは大型のワンちゃんのいたずらだそうで、ゲラゲラ。。

 

また、これだけのメーカーの本革張りですので、、当然ながら本革張りです。

背面裏側を見れば一目瞭然ビックリマーク、、細かく繋いで縫製してあるのが特徴ですね。

 

それではこのリビングソファを張り替えます。

先ずは分解してひっくり返して張地をはがしますが、

肘の下部にはメーカーのタグが付いてます。NATUZZI のでしょうか。何故に U はてなマーク うーん

 

型をおこすためにはがした張地をほどいて型紙を作っていきます。先ずは肘から、、

 

肘の内側と外側の型紙が出来ました ウインク

 

型紙を使って裁断、縫製します。左上は古い内側と新しく縫製した内側を並べました。

続けて外側と一緒に縫製してカバーが出来上がり ビックリマーク

 

カバーを本体に被せて張り込んで完成 爆笑

 

続いて座面背面の本体です。

 

カバーをはがして座のブ厚~いクッションをひっくり返すと(左上)、

ウェービングベルトが食い込んだ切れ目が所々に少し入っているので(左上)、

それを補強する目的で、底面に15mmのチップラバーを貼り付けます(右下)。

 

補強したブ厚~いクッション(右上)に白ワタを貼り付けて不織布でくるんでおきます。

 

次に座のウェービングベルトの補修というか、面取りをします。

ウェ~の隙間(左上)は勿論、底からウェ~を押し上げて、ウェ~の下(右下)も削ります にやり

ウェービングベルトが痛み難いように。。

 

座面のカバーもはがした張地から型紙を作るのですが、取り忘れました ショック

 

裁断しながらも、元の張地でつながりを確認しながら(左上)、、

と言うのも、ソファ全体はシンプル系でも裁断に於けるパーツは形が複雑ですので、、

どこがどことどう繋がっているのか解らなくなるそうです アセアセ

 

勿論、製品ごとに全て違いますからあせる

 

それでもなんとかカバーが出来上がりました。チョキ 下段は表と裏です。

 

先にカバーの一部をを本体に張り付けてから、クッションを入れ込んで張り込みます。

 

座が出来上がり !?

 

続いて背面です。右上画像は背面クッションですが、

この大きなクッションは全て白ワタだけで作られてます。

 

やはり元の張地から型紙を作ったのですが、また撮り忘れ、ショック

 

縫製を繰り返して、右側の上下画像を比べてみて下さい 音譜 こんな具合に作っていきます。

 

側面(マチ)の型紙を作って、裁断します。

 

背面の表面にマチ部分を縫い付けて立体的になって、2つを繋げて縫製します。

 

よ~やく背面カバーが出来上がりました。爆笑 上段画像は表と裏です。

 

カバーの上部と下部にそれぞれのクッションを入れ込むのですが、

30mmの白ワタで接着しながら包んで、へたりを補充しました。ビックリマーク

 

最後に不織布で包んだクッションをカバーに入れ込んでいきます。。

右下は4つのクッションを入れ込んだ状態です。

 

本体に取り付けます。。

型紙は左下が本体で右下が肘、一つのパーツが大きいので種類としては少ないですが、

1台のソファの張り替えで、これでけの型をおこすことになります。あせるあせる

 

完成 ドキドキラブラブ

本革調の高級ソフトレザーですので厚みは本革と変わりません。。

 

背面裏側もあえて本革のように細かく縫製で繋いでおきました。

 

せっかくなので、ブランドのタグも元の位置に付けておきました ニコニコ

 

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