前回の、名古屋市港区の御客様さま、、の続きです。。
前回がこれ↓
かくして、このリビングソファが弊社の工場までやってきました。。
「お待ちしておりました。。」 といった感じでしょうか。。
(後で投稿しますが、1人用とオットマンもあります。。)
30年程使ってきたそうですので、、
クッション材はかなり可哀そう 、なことになってます。。
メーカーのタグが縫い付けてあります。。Broyhill (ブロイヒル) という
アメリカの家具メーカーです。。
それでは、、このリビングソファを張り替えます。。
フレームの際(きわ)に針が打ち込んでありますので、丁寧にはがしていきます。。
針おこしで針を浮かせてから、ニッパーで抜き取っていくわけです。。
ウレタンゴムの劣化具合がお解りでしょうか、、、、
彫刻デザインの窪みには汚れホコリが溜まっていますので、ブラシを使って拭き取ります。
先ずは、肘から。。ウレタンゴムを成形していきます。。
座面も直ってます。。
座面のクッションを作っていきます。。
続いて、背面のウレタンゴムですが、、微妙な形に盛り上げるために先に下地を作って、
背面ウレタンゴムを貼り付けて、全体を診ながら微妙な丸みになるように、
少しづつカットして形を整えていきます。正に 「手作り」 です。。
ようやく形が整ってきました。。最後に感触を優しくするための白ワタを貼り付けます。。
座面クッションを置いた時の角の隙間を埋めるために、小さなウレタンゴムを貼り付けて微調整します。。1点物の手作りリフォームですから。。細かい箇所もこんな具合です。。
背面の生地を張っていきます。。
背面裏側を張っていきます。。
座面クッションを縫製してカバーを作りました。本体の仕上げに底面を張っています。。
仕上げにフレームの塗装です。。先に汚れをしっかり落としてありましたのでツヤツヤ
完成
サンゲツのUP258、カシミールというファブリックでして、、
アイボリーの下地にネイビーのペイズリー柄で上品になりました。。
御客様のセンスが良いですネ
さて、やはり部ベランダから入れますヨ
動画でもどうぞ~
後日、肘あてのクッションも同じ生地で作って納品しました。。
この後、お揃いのウイングソファとスツールも張り替えます。
ウイングソファが③で、
スツールが④です。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を~。。