デンマークの有名な家具メーカーで、J.L.MOLLER は「モラー」と言われるようですが、、
定位的に張り替えの御依頼があります。。
世界的にも有名ですので、ファンは多いようですね。。
今回は名古屋市瑞穂区の御客様、御注文を有難うございます。
。。
６脚、、実はこのお客様はリピーター様でして、、
この椅子を弊社で張り替えれるのがこれで2回目、、約 13年前に張り替えたわけです。。
まだ破れていませんが、さすがにこの色でも汚れが気になってきたそうでして。。
そういえばたしか、最初に張り替えるまでに20年程使ってきた？、、とおっしゃっていましたので、、
ということは、早30年数年、
、、フレームは未だにしっかりしています、、
これから更に10年以上は余裕で使えそうです。
良い家具は本当に長く使えますネ。。
それではこのダイニングチェアを張替えます。。
はがしていきますが、、
躯体はしっかりしていますが、背面の合板が2回目ということいもあって傷んでいます、、
これは前回に弊社で張った張地をはがしています。。針を起こして全て抜き取ります。。
モラーのシールと焼印が見えます。。
ところで、、
弊社は張地を留めてある針を全て抜き取ります。
そこまでやらなくても仕上がりに大差はありませんが 「一事が万事」、
ここにこだわると他の事にも気を遣えますし、
やらないと他の作業もずさんになってしまう気がしますので、、
張地をはがした後、座面のウレタンゴムも替えますので取り除きます。。
更に、、フレームの汚れをクリーナーを吹き付けて落とします。。
ウレタン塗料を使った色付け、ツヤ出しの簡易塗装です。。如何でしょう 
続いて背面の合板に手を加えます。。
表側は湾曲していますので交換は不可ですし、傷みは少ないので補強してから張地を張り込みます。
裏側の合板は新しく替えます。。
ウレタンゴムを貼り付けて、、ここは合板が薄いので5ｍｍのウレタンゴムを貼り付けてから
接着で張地を貼り付けます。。
背面の表裏が出来上がりました。。
続いて座面です。。
ウレタンゴムの型紙を作って、カットします。。
布瀬バネですので少し窪みますから、
下に1枚敷いてから全体を覆うウレタンゴムを貼り付けます。。
ようやく張地を張りこみます。。脚部を除けるようにしてハサミで切りこみを入れながら、、
この切込みを間違うとやり直し、、張地もパ～になります。。
あと少し、
仕上げに背面の表側を取り付けて、、
完成
サンゲツのスーパースフトレザーのダークブラウンです。。
同色系ですが、フレームも綺麗になって以前よりは少し明るいブラウンです。。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで 
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を～。。