​五年目のフォーク          高石ともやコンサート



1970年9月23日 日比谷野外音楽堂 

高石ともやは、1969年12月7日(大阪フェスティバルホール)の「冬眠コンサート」の後に、15日に高石事務所を退社、16日に福井県遠敷郡名田庄村に引越しています。翌年の1970年1月6日に渡米。5月16日に4か月に渡るアメリカの旅から羽田に帰国し、そのまま名田庄村に。帰国後、東京で初めてのコンサートが「5年目のフォーク」です。主催は音楽舎(旧高石事務所)です。これ以後、音楽舎で高石ともやのコンサートが開催されることはありません。

当日は雨降る中でのコンサートでした。野外音楽堂ですので最悪です。途中、雨が強くなり、高石さんが舞台に上がってと言うと、観客はどっとステージに上がり、私は舞台上手に高石さんが直ぐ近くに見える場所に座りました。

下記は、「フォークリポート」1970年11、12月合本号に掲載されたもので、大阪公演のものですが、東京でも概ね同じでした。雨降る中でのとてもアットホームなコンサートでした。

この中で、「新聞売りのジミー少年(Jimmy Brown the Newsboy)」、「ゆきずりの恋に(Careless Love)」が、レコード化されていないのが残念です。




「ゆきずりの恋に」は諸口あきら「ファースト・アルバム」(1975年発売)で聴くことができます。諸口あきら(ヴォーカル、ギター)、高石ともや(ベース)、坂庭しょうご(サイドギター)、城田じゅんじ(フラットマンドリン)、木田たかすけ(ピアノ)が参加、ライブ録音が収録されてます。諸口バージョンも良いです。語りも良いです。このレコードは泣けます。

諸口さんは、2017年9月10日、高石さんは昨年8月17日に亡くなってます。段々と好きだった人たちが亡くなっていく。寂しいです。



このコンサートのポスターが欲しくて、音楽舎に問い合わせたら、送ってくれました。このポスターは何処かへ行ってしまい残念ですが、55年前のことですので仕方ないです。

55年前の思い出です。