今日は6006 + DISTATON50/4 | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

ローライフレックスSLX用の交換レンズをどこにしまったか忘れていたのですが、箱入りだったことを思い出してラックを探したら50ミリと150ミリが出てきました。記憶では250ミリもあったと思うのですが、使った記憶はないのでSL66やハッセルブラッド500シリーズ、1000fシリーズと混乱しているのかもしれません。とりあえず50/4をローライフレックス6006に取り付けて撮影してみました。



このレンズはMADE BY ROLLEI のROLLEI-HFTコーティングのレンズです。



設計は当然ツアイスで、ローライとツアイスなどドイツの会社が合同して作った工場で製造したレンズということになります。昔はローライがシンガポールの進出した時に、ツアイスレンズをライセンス製造する会社を合同で作ってそれらのレンズに表示し始めたのがローライ製のツアイスレンズです。日本で製造したツアイスレンズは、コンタックス用もコシナ製もCARL ZEISSと表示してありますが、ローライ用のレンズは、本家で作ったものはCARL ZEISS、ライセンス生産したものはMADE BY ROLLEIという表示になっていました。私のようなツアイスファンには、CARL ZEISS JENAとCARL ZEISSのみがツアイスで、ツアイスオプトン(戦後東ドイツとの商標の関係で西ドイツのツアイスがCARL ZEISSと名乗れなかった時の商標)やMADE BY ROLLEIは性能的には同じだとわかっていますが、どこかツアイス製レンズとは言い難いところがあります。レンズ自体はSL66用、ハッセルブラッド用と同じはずなので写りが大きく変わることはないはずです。あとはレンズのコーティング(ノーマルコート、T*、HFT)、カメラの懐の形状や反射防止処理による違いくらいだと思います。今回のレンズは購入してからほとんど使わずに、元箱にしまってあったので新品同様です。ローライ独自のマルチコーティングで、写りは十分満足できる高性能なレンズでした。











ウエストレベルファインダーなので、ローアングルで撮影してみました。












下は最短距離での撮影です。