NICCA、LEOTAXといえば国産ライカ型カメラの代表格で、CanonやMINOLTAとは方向性が違ってライカの形態を残して改良を加えて進化していきました。レンズのバリエーションではレオタックスが勝り、レンズのネームバリューではニッカが優っていました。とはいえ同じライカマウントのカメラなので好きなレンズを取り付けることができるわけですが、当時は標準レンズをつけて買うのが当たり前だったのでレンズでボディーが決まってしまうことになります。当時世界に名を馳せていたニッコールがついているニッカにやや部があったと思います。ただレオタックスも東京光学、富士フィルム、コニカなど国産の優秀なレンズを取り付けていて、装着レンズで大きく水を開けられることはなかったはずです。ではボディーはというと、私の印象ですが、ニッカはライカに近づけようとガッチリ作られていてずっしり重たいカメラという印象です。それに比べレオタックスは、ライカの形にはこだわっていましたがメッキがニッカに比べて弱くて見た目よりも軽いカメラと00p0000いう感じでした。操作感もニッカの方が重い感じで、レオタックスは軽快という感じとどちらかといえば安っぽい感触がしました。個人的な意見ですが、持った感じは操作感などからライカらしいのはニッカ、ライカをより身近にして軽快にしたのがレオタックスというのが両方を使った時感じたことです。この辺に来ると個人的な好みでかなり印象も変わると思います。どちらもしっかり整備して調整すれば、十分ライカの代用になる精度と作りはしているので好みで選べば良いと思います。