ソレノイドについて | foto-poohのブログ 写真と模型を愛する人へ

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趣味で集めたカメラや模型、模型エンジンについて個人の感想を書いています。

ホースマンの専用ソレノイドがないので、何とか代用品ができないと小型のソレノイドを購入してみました。それでも十分大きすぎてそのままではレンジボードに取り付けられないので取り付け方法を色々考えていました。作動はすでに発売をやめた専用電池の代わりを考えて、ネットにアップしてくれている方の方法を真似してみました。つまり12ボルトの小型電池を2個使う方法で、電池ボックスには単五電池用のものを使います。今回買ったソレノイドは12ボルト用だったので最初は1本で試してみました。新品の時はすぐに作動したのですが、数回試しているうちに作動しなくなりました。まさかの故障かと思いソレノイドの方向を変えてみました。つまり水平に置いていたものを垂直にしたわけです。落下する方向にソレノイドが働くようにしたので、この状態だと作動しました。ただこれを何度かやっていたら全く作動しなくなってしまいました。これはもしかして電池のせいではと思い新しい電池に変えたらまた勢いよく作動し始めました。つまりソレノイドはかなりの電気喰いだということがわかりました。確かにカメラで使うソレノイドは一瞬作動するだけで、長く作動させるわけではありません。元々積層電池で作動させているものを小型の乾電池で作動させているのでそこにも容量的な問題があったわけです。それに加えて実験的に作業をしていたので、それなりに長い間電気を流したので電池切れになってしまったということのようです。このソレノイドを使うのであれば006Pのような電池を2本ないし3本直列に繋いで使う方がコスト的にも良さそうです。ちなみにグラフレックスなどによくついているソレノイドもちょうどあったのでこの小型電池2本で作動させましたが、作動はするものの力が弱くて話になりませんでした。そういえばスーパーグラフィックには2本の積層電池を入れていたことを思い出しました。スーパーグラフィックをカメラ棚から取り出すのが大変でどのような向きで電池を入れたか覚えていませんが、直列だとしたら22.5×2で45ボルトになるのでそのくらいは必要なのかもしれません。長持ちさせるために並列だったとも考えられますが。ということで、12ボルトの電池7本、電池ボックス2本用3個、1本用一つ、ソレノイド一つ購入して実験をした結果、ソレノイドが専用のもののような超小型のものが見つからなかった上に、一応ソレノイドの力でシャッターは切ることができたのですが非常に電池の持ちが悪いことがわかり、少なくとも電源に関しては最も血の良いものを考えなければならないことがわかりました。今の時代なので、畳む時にいちいち外さなくても済むよう有線ではなく無線でレリーズできる方法を見つけられればと思っています。