ご訪問頂きましてありがとうございます。
普段は睡眠の講座の講師として+Sleepを運営したり、NPO法人赤ちゃんの眠り研究所で理事をしています。
コロナ禍と術後で今は療養中ですが、少しずつ元気になっているので発信だけは続けていきたいと思います。
息子は発達障害があり言葉のコミュニケーションが難しく、めちゃくちゃ多動な上、てんかん発作の持病があります。
支援学校の知的部門中学部1年生です。
コロナ禍&緊急事態宣言解除後、しばらく経った頃。
半年に1年の婦人科の検診で私の子宮筋腫が大きくなっていることが判明して、急遽手術が決まったのが6月初旬。
7月16日に入院、17日に卵巣は残し、卵管と子宮全摘という手術をしました。
できた場所と大きさを勘案して、腹腔鏡ではなく開腹手術ということになりました。
今日は、ぜひみなさんにメッセージとして伝えたいと思います。
とくに、忙しい女性のみなさん、ママのみなさんたちへ。
「健康診断や人間ドックに定期的に通っていますか
もし最近全然行ったことがないと言う方がいらっしゃったら、
すぐにでも予約して受診してください」
もちろん、今はコロナ禍で難しい状況があるかもしれません。
医療機関にご相談しながら、状況に応じて受けてもらいたいなと思います。
私は、10年以上は毎年健康診断を受けています。
途中、大きな病院に健康診断先を変更してから、婦人科で超音波の検査を受けられるようになり、子宮筋腫があることがわかりました。
それまでの病院では、婦人科検診は超音波まではしてくれなかったので、気づきませんでした。
子宮がん検診はありましたけどね。
それが5年かそれ以上前かな?
特に婦人科系はしっかり診てくれる病院を選ばないと、私のように見過ごされることもあるかもしれません。
1年に1回の健康診断でいつも引っかかるようになって、しばらく経過観察などでも通っていました。
その病院の婦人科の先生はすごく面倒見が良くて。
「うちは手術はできないから、紹介状を書くよ。」と言ってくれて、以前虫垂炎で腹腔鏡手術をしてもらった大きい病院に行きました。
病院に行くと、「うちは外科は腹腔鏡手術はしますが、婦人科ではしていません。〇〇大学病院(←息子かかりつけの病院でもある)なら婦人科でも腹腔鏡手術をしています。」と言われてしまって。
再び健康診断を受けた婦人科の先生のところに舞い戻って、〇〇大学病院の紹介状を書き直してもらって行きました。
ただ、その大学病院の婦人科にかかるにはすごくいろんな手順が必要でした。
今まで息子の紹介状を書いてもらうときに、こんなに大変だったけ?
健康診断先の病院の先生は親切にいろいろ教えてくれたのですが・・・。
「同じ病院でも、科が違えば全然違う病院みたいなものだから、外科で腹腔鏡ができたからといって婦人科でできるということじゃないんだよね。
あと、紹介状も科によって手順とかやりとりが変わるから。」
と言って、それでも嫌な顔せずに紹介状を書き直してくれて、大学病院に無事に行くことができました。
超音波だけだとわからないので、MRI検査も受けてそのときはまだ手術の必要がないぐらいの大きさでした。
2年前ぐらいだったかなと思います。
大学病院には息子の小児神経科と精神科、私の婦人科としょっちゅう通院することになり、今に至ります。
息子は何度もICUやPICUで入院しているので、もし最悪私が入院中に息子が入院しても、同じ病院だから逆に安心かなぁ、と。
(結局最悪の状況にはならなくて、私の入院中は息子が元気に過ごせたので胸をなでおろしています。
そのぐらい、息子くんの持病の方が実は心配だったりします。)
私の手術をするかどうかは、以前から息子のてんかん発作の状況や、介助の状況などを優先して、経過観察してきました。
(入院2日前に息子と公園デートしたときの写真)
今回は子宮筋腫がかなり大きくなっていたことと、コロナが一時的に収束して病院側も手術ができる状況に整ったタイミングに合っていたので受けることになりました。
私の中ではそんなに突然という感じではなく。
先送りしていた手術が今になった、という感じでショックではありましたが・・・受け入れようと思えました。
結局、あんなにこだわってた腹腔鏡手術はできなくなりましたけど。
仕方ない。
それも健康診断や通院の積み重ねがあってのことでした。
年に1回通うのって、そんなに大変じゃないと思うんですよねぇ。
経過観察になったとしても、通院は半年に1回とか。
時間がかかるなーと思っていても、健康診断や人間ドックってやってしまえば半日ちょっとで終わります。
午前中いっぱいぐらいで、お昼頃には帰れます。
時間がないって本当ですか?
時間は生み出すものじゃないですか?
楽しい予定は優先的に入れることができるのに、自分の体のことを優先しないのはどうして・・・?
敢えて厳しい言葉で書いてしまってごめんなさい。
入院中にいろんな患者さんと出会って話したことで、命について向き合う日々を送ってきました。
良性だからよかった、って話ではありません。
こうして体験したからこそ、意味があると思い、ブログにメッセージとして残そうと思いました。
しばらく放置していたブログを再開したのもそのためです。
私は息子の面倒をどれだけみていく人生になるかわからないので、自分が健康で長生きしなくちゃいけない。
だから、睡眠も食事も運動も本気で取り組みながら生活習慣を整え、健康診断も受けます。
ママが健康でいないと、そもそも家族を守れません。
後悔しない人生を送るためにも、自分の健康は自分で守っていきましょうね。
(入院2日前。写真を撮るときだけマスクを外しています。)
このとき、すでに腹囲84㎝あり、妊婦のようなお腹になっていました。
運転中のシートベルトも苦しくて、持っていた服が合わなくなりました。
やっぱり、体の限界だったんですね。
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■子宮筋腫日記 その4■入院準備編 入院中のいるもの、いらないもの問題