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+Sleep
鶴田名緒子です。
週末は静岡の方へ帰省していました。
裾野市運動公園からの富士山。
息子くん、大喜びで大きな滑り台へ!
懐かしい味、六文亭の六文麺。
私ラーメンを食べたのが1年ぶりぐらいなんですが、六文亭は8年振りぐらいかも!
子どものときから食べている味で、私の家族も大好き。
餃子と焼肉、コーン、わかめが入っていて。
バターが美味しい。昔から変わらない味。
ソウルフードです。
私の妹家族と再会したのですが、感動しすぎてしまって。
とくに、いとこくんの成長が・・・。
もう、なんだか大切に胸にしまっておきたいような素敵な出来事で。
心の琴線に触れるような出来事ってこれからの私の人生に起こることはないと思っていたのですが・・・。
いとこくんの姿を見たら、もっと頑張って生きないとダメだと思ったのでした。
私はどれだけ息子に向き合えているのだろうか?
私の人生の中で間違いなく煌めいた1日として記憶されると思います。
妹家族も心から尊敬しています。
ちょうど、帰省しながら東田直樹くんの本を読んでいました。
本当に素敵な本。
私の子育てが彼の綺麗な言葉で救われていくように思えました。
前半は、アイルランドの作家さんとの対話です。
以前NHKで放送された番組をご覧になった方は、改めて読んでみるのもおすすめです。
後半の2編の小説の「自閉症のうた」がじんわりきました。
この本はすべて、自閉症の作家さんが書いているんですよ!
これは本当に奇跡のようなことなんです。
私も1度、講演会の参加者として、東田さんにお会いしたことがあります。もう5年ほど前になるでしょうか。
「自閉症のうた」は、息子のように言葉が話せない女の子、加奈子を主人公にした短編小説です。
出てくる小説の母親は私のように子育てに困惑していながらも一生懸命に向き合って、やるせなさを抱えながらも心から愛娘を愛しています。
一方で加奈子の言葉に表せない苦しみ、切なさ、心の中に押し込んだ思い、叫び・・・。
息子くんの思いを受け止めているような錯覚に陥りました。
東田くん、気づかせてくれてありがとう。
言葉のすべてが、私の毎日に重なって。
苦しくも切なく、愛おしかったです。
私は日ごろ自分の育児について誰にも語ることができない重苦しさを抱えています。
だから、本当に私にとってギフトのような本でした。
ここで、心に残ったフレーズを1つご紹介します。
”今、ここで私たちは息をしている。この世界に存在している。私たちが生きていることに意味などいらない。
いつしか雲が流れ青空が広がった。
生きているから命は美しいのだ。”
(本文より引用)
私がその文を受けて思ったこと。
自分探しはもうやめよう。
生きることの意味を探すのは、もうやめにしよう。
意味を探すから苦しくなる。
それならば、意味なんていらない。
刹那を一生懸命生き切ること以外に、今の私たちに何が必要と言えるだろうか?
私たちが生きている人生がすべて、ただ存在するというだけで美しいのだから。
今ある自分をありのまま認めたら、生きることはもっとラクになっていくはず。
私は、睡眠講座をその信念で続けていきます。
12月7日(木)の「赤ちゃんの生活リズムと寝かしつけ」の講座も、7組の赤ちゃん&ママさんがお集まりいただいています。
ありがとうございます。
あと3組様でしたら、空きもございます。
遊びにくる感じの気楽さで、いらしてください。
日本の赤ちゃんが、健やかに幸せに育って欲しいな。