ご訪問ありがとうございます。


テーマは







それは、睡眠をとっている間には、脳の情報処理が行われているのですが、つまり「記憶」を作っている時間帯でもあります。
そこで、「いる」記憶、「いらない」記憶を取捨選択しているわけですが、嫌な記憶やストレスも消去してくれたり、マイルドにしてくれたりすることがあります。
今日はもう生きて行くのが嫌になることもあるかもしれません。
でも、良い睡眠が取れると、どうでしょうか。
気持ちも何だかスッキリして「昨日はあんな風に後ろ向きに思っていたけど、今日は自分らしく頑張ってみよう!」と思えるものですよね。
心地よい睡眠をとることは、自分らしさを取り戻していくことでもあります。
また、日中元気で過ごせれば、自分の能力を最大限発揮することができます。
夜は心地よい疲れの中、ぐっすり眠ることができます。
毎日がこのこのように良いスパイラルになっていけば、心も体調も自然と整うリズムができるようになります。
夜の眠りに良くない習慣をしていたら、「やめる」というよりも、時間帯を就寝時間から数時間前に「ずらす」とか「置き換える」と、考え方を少しだけ変えてみましょう。
特に嗜好品は生活の楽しみでもあるので、やめるのは辛いですよね。
だったら、時間帯に気をつけて楽しめばいいんです。
例えば、
・就寝直前の寝酒はやめる代わりに、夕食までの適量の晩酌はOK。
・夕方からのカフェイン摂取は控えるが、15時ぐらいまでのおやつタイムはOK。
夕方からはカフェインレスの飲み物に置き換える。
・熱いお風呂はシャキッとしてしまうので、就寝直前ではなく、3時間前に入っておく。もしくは朝風呂で。
心地よいお湯の温度(41度ぐらいのぬるいお湯)なら就寝1時間前に入っておくと快眠しやすくなります。
「生活習慣改善」というとハードルが高くなりがちですよね。
「生活習慣調整」から無理のない範囲から始めてみると、心地よい眠りの習慣が整いやすくなりますよ。
講座の中では「認知症と睡眠」の関係についてもお話をしました。
みなさま、ご関心が高かったようです。
がんばらない方法でいかに習慣化して、睡眠の質を高めるか。
それをみなさまにお伝えする工夫をしています。
次回はみなさまに頂いたご感想をご紹介したいと思います。