好きなことしているとき、

 

幸福感を感じているとき、

 

相手に愛情を感じているとき。

 

 

どんな状態になっているか、

 

思い出せますか?

 

 

すべてを許して受け入れ、

 

「操作」をしていない状態です。

 

 

自然体であるほど、

 

人生の目的や天職に近づけます。

 

 

今回は、「操作」がキーワードです。

 

 

 

許せない怒りや不満の根源

 

 

怒りや不満を感じるときは、

 

僕たちは相手への憎悪や虚無感、

 

無力感を感じています。

 

 

 

あいつ、絶対に許せない!

 

どうしていつもこうなるんだ!?

 

 

 

その感情を深く掘り下げていくと、

 

突き当たるのは「恐れ」です。

 

 

怒りや不満などの否定的な感情は、

 

すべて恐れがカムフラージュされたもの。

 

 

結局行きつく先は、

 

「自らの存在や幸福が脅かされる」

 

という恐怖心なのです。

 

 

 

操作したくなる理由

 

 

恐怖心を打ち消そうとしたり

 

ごまかそうとしたりして、

 

否定的な感情表現をします。

 

 

安心が脅かされていますから、

 

そのままの状態で

 

留まっているのは苦しいです。

 

 

苦しいけど、どうにかしたい。

 

 

ここで出てくるのが、

 

「操作する」という意識。

 

 

怒りで人を屈服させる、

 

うまく丸め込んで

 

都合のいい方へ持っていく、

 

頭ごなしに否定する、

 

陰であれこれ策を弄する、

 

無理にリア充を装う、などなど。

 

 

屈服させる、否定するなどは

 

直接的な操作で、

 

丸め込む、策を弄するのは

 

間接的な操作、

 

リア中を装うのは

 

他者への印象操作です。

 

 

今のマズイ現状を取り繕うために、

 

他者や環境を操作することは、

 

大なり小なりほとんどの人が

 

やっています。

 

 

この記事も、

 

一定の方向性への

 

「操作」かもしれません(笑)

 

 

なかったことにしたい、

 

自分が特別であると信じたい、

 

安心を脅かすことなど

 

起こってはならない・・・

 

 

この「ならない」がクセモノです。

 

 

「こうでなければならない」

 

と決めてしまうと、

 

それ以外のすべての結果に

 

怒りや失望、不満を覚えるからです。

 

 

実際には自分の思う通りに

 

ならないことの方が多いので、

 

怒りや不満を頻繁に

 

感じることになります。

 

 

それらを操作で補おうとしても、

 

なかなか取り返せないどころか、

 

人の信用を失いかねません。

 

 

 

北風と太陽

 

 

操作は問題解決の方法として、

 

適切であるとは言えません。

 

 

好転させられるとすれば、

 

受け入れてしまうことです。

 

 

いい意味での開き直りですね。

 

 

取り繕う、ごまかすよりは、

 

逆に開き直って素直になった方が、

 

格段に事態は好転しやすくなります。

 

 

「北風と太陽」というお話のアレです。

 

 

旅人のマントをどちらが脱がせるか、

 

北風と太陽が勝負するお話。

 

 

北風は旅人を操作しようとします。

 

 

冷たい風を吹きつけて

 

マントを飛ばそうとしますが、

 

旅人はより一層マントを

 

握りしめます。

 

 

太陽はありのままの

 

自然体で旅人を照らし、

 

旅人は自分からマントを脱ぎました。

 

 

もし北風がマントを

 

吹き飛ばせたとしても、

 

旅人の恨みをかったことでしょう。

 

 

操作しようとする人よりも、

 

自然体で素直な人、

 

許して受け入れてくれる人が

 

好かれ、結果的に成功します。

 

 

人の恨みをかっていると、

 

いざうまくいきかけたときに、

 

致命的なトラブルを

 

引き起こすものです。

 

 

怒りや不満を感じたとき、

 

安全が脅かされたとき、

 

北風と太陽、どちらの行動を

 

取りますか?

 

 

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