免疫理論の安保 徹博士とホルミシス理論の服部 禎男博士
の対談を録音したものなのですが、
痛みのことについて、安保理論になるのですが、
とっても基本の身体のことをおっしゃっています。
施術者でも、理解されていない方もいらっしゃいますので、
安保理論をベースに痛みについての有紀の考えをお伝えいたしま～す。
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まず、痛い時っていうのは
血液がそこに集まっている状態になります。
なんでかって言うと、
傷を治す栄養(材料）は血液の中に入って運ばれるので、
そこ(現場)の修復のために
せっせと栄養を運ぶ必要があるからなんですね。
ケガをして痛い時も、頭痛や生理痛も
打撲やねんざ、傷とかの痛みも
基本、同じメカニズムです。
さらに、そのメカニズムで
傷を治す事から起きているのが
炎症です。
突貫工事の現場のように
血液がそこに集中しているので、
温度が上がっている状態なのです。
なので、痛いからって、
消炎鎮痛剤を塗ったり貼ったりしているという事は、
せっかくの自分が持っている治癒力に
逆らっていることになるんです
ただし、急性の症状の初期だけは、
じっくり冷やさなくては逆に症状が長引きます。
その辺りの冷やし方にもコツがありますが、
そのあたりは、講座や施術の時にお伝えしております
そして、コリや頭痛や生理痛系の痛み
コチラも血流が関係しています。
痛い所って言うのは
血流が悪いことが『普通』になってしまったところです。
常に 血流が悪いので、大脳が
おっ、この部分は酸素不足、栄養不足だっ
て判断すると、そこを治そうとして
その 血流が悪い箇所に
頑張って、血液を流しはじめます。
その結果、痛みが発生しちゃうんだよね。
なんでかっていうと、
もともと、血流がわるい場所なので、
血管が細くなっているんです。
でも、その細い血管に
頑張ってどんどん血液が流れるので
血管に並行する部分が多い神経が圧迫されて、
痛みが発生しちゃうのです
いつもの状態が 血流がよく、血管が太い状態だったら、
血流量が多くなっても
痛みは感じないはずなんだよね。
太いホースに同じ水量流すのと
細いホースに同じ水量流すのだったら
ホースの中を流れる勢いが違うでしょ
生理前や生理の初期に頭痛がしたり
全身がだるくなったりするのは
生理が始まると子宮周りに血液が集中するので
その前に全身に血液を補給することで、
酸素と栄養を補給しておこうとする
身体の頑張りなのですね。
そもそも、血流の悪い個所がない人は、痛くならないものなのですじゃ
そう、痛い時
カラダは、痛む場所を修復しようと
一生懸命にがんばっているんだよ。
ストレスを感じてもね、交感神経などの関係で、
血流は低下しますから
悩んでいたり、問題があるって時なんかは
痛くなりやすかったりします。
でも、カラダはあなたのストレスのせいで痛くても、
黙って文句も言わずに 本当にけなげに
カラダを修復してくれようと、日々がんばってくれているんです。
だから、痛い時は あなたが生きていくために
あなたの生体メカニズムが
身体の状態を良くしようと 頑張ってくれているって事なのですよん。
このメカニズムを知って、
痛い時にちょっと思い出してくれて、
『おっ
私のカラダちゃん、メッチャ頑張ってくれてるんだね
サンキュ～
』な～んて 思ってくれたりなんかすると、
痛みって和らいだりするもんなのです。
痛い時って辛いけどね、
私も痛みで動けない時期がありましたので、
忌み嫌いたい気持ちもよ～く分かるけど、
理由があって痛いのですねん。
人体って ホント すごいのです
ゆうき
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