「不登校のママは1人じゃないよ!」不登校児の経験カウンセラー山田久美です。
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「来週の音楽会の練習から学校へ行く」
当時次女が小学校4年生の終わりから不登校になりました。
5年生になっても学校へ行くことをしない次女。
次女が通っていた小学校では全校による校内音楽会が毎年6月の下旬に行われています。
5月のゴールデンウィーク明けになると音楽会に向けて各クラスで練習が本格的に始まります。
低学年は楽器演奏、中学年からは楽器演奏+合唱をやることになっています。
5年生となると楽器演奏も高度なものになり、合唱も2部か3部の合唱をやるのが恒例でした。
音楽会は学校でも2大イベントの1つでして、運動会同様練習時間が大幅に多くなるし自分のパート練習をする日々が続きます。
次女が学校に行かなくなってから半年が経とうとした5月のゴールデンウィーク明けにポツリとその言葉を発しました。
「ん?音楽会でるから?」
「うん、今年は合唱のパートがソプラノみたいだから・・・」
私は次女の言葉を聞いて「やっと行く気になったんだな」と正直長かった半年がやっと報われると思った瞬間だったんです。
その頃になると私も不登校支援の先生との連携もずいぶんと確率されていて私も学校へ行かない部分で気持ち的に本当に少しでしたが見守ろうという姿勢になりつつある日々でした。
・・・っていうかそうせざる負えない状況だったかもしれなし、自分でそう言い聞かせていたのかもしれません。
クラスでの練習は主に練習日として授業内容を変更して練習が行われたりしていました。
毎日友達が学校からのお手紙を持ってきてくれた時にクラスの様子を聞いたり音楽会の話を聞いていたんです。
自分が今回はソプラノを担当するかもしれないということも友達から聞いたんです。
楽曲は決まっていてクラスや学校中が音楽会に向けて気持ちが上昇してきている頃でした。
楽器演奏は自分がまだ何のパートになるかも決まってなくてたまに「私木琴がやりたいな・・・」と呟いていたこともありました。
そうやって音楽会の意欲が少しでも出てきたことに私は希望の光が少し見えてきた~って嬉しくなったんです。
5月のゴールデンウィークは実家へ行ったり遊びも普通に友達と過ごしていたりと本当に普通な休みを過ごしていました。
でも宿題や教科書を開くということはしなくて、自分が思いつくことを休み中にしていたんです。
5月の最後の休みの日の夜、次女に聞きました。
「音楽会の練習が休み明けからだから頑張ってね」
「うん、楽しみだな~」
自分は学校へ何事もなく行けるとその時は本当に思ったんだろうって。
休み明けの朝。
「〇〇時間だよ、今日から練習だよね」
寝ている部屋へ行き起こすために呼びかけました。
私はすぐに飛び起きる姿を想像してました。
「うん!わかった~」と言って支度をする次女をきっと私は考え自分で楽しくなっていたんだろうと今思うと感じました。
しかしのその瞬間頭から水を掛けられた気持ちがまた蘇ってきました。
「〇〇時間だよ~」
「・・・・・」
「どうした?今日から音楽会の練習だよね」
「・・・」
「少し遅れてから行く?」
「・・・行きたくない・・・」
ん?何それ!
「練習するって言っていたよね」
「・・・・・」
「音楽会」の練習から学校へ行くと告げていた次女。
私の落胆度は急激
自分で行くっていったじゃん~!!何なの?
そう思った瞬間に私は「学校へ行かなくても行ってもどちらでもいいよ」と宣言はしたものの気持ちの中で学校へ行かれないということがまだ理解できてない自分がいたことにも気づいてしまったんです。
次女に「どうして行くって言ったのに行かれなくなったの?」
ストレートに聞いてみました。
次女の意外な言葉に私はまた考えさせられたんです。
「頭では行くつもりだったけど・・・」
そういうと涙が次女の頬を伝っていました。
あ~この子はまだ学校へは行かれないな。
頭で思っている事と心がついていかない思春期独特のものでした。
そんな変化を怒らないで見守るのは本当に忍耐!
親も冷静に対応する
2つのうちの1つ目の宣言から「何かを怖がって自分と葛藤している姿」を見せつけられたんです。
そしてそのあと2つ目の宣言に私は冷静ではいられないものが溢れてしまったんです。
2つ目の宣言は明日書きますね~
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いつも笑ってますか?
いつも楽しく過ごせてますか?
子供が不登校やひきこもりがあるとそんな気持ちすら起こる気力がなくなりますよね。
自分はどうしていつもいつもこんな人生なんだろう・・・
自分の生きている価値や子供の存在は何かがよくわからないって思う時もあるでしょう。
世間の目、家族の目、子供の目多くの目がある中で・・・
自分は親として何ができるのだろうか。
自分は何をしていけばいいのだろうか。
本当に辛くて一寸先の前が見えないことだってあります。
そんな気持ちになった自分を責めないでください。
そして辛い時、苦しい時、どうしていいかわからない時はいつでも
声を掛けて下さいね。
最後までお読みいただきまして有難うございます
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