売れるコトバクリエイター
石川なほです。
新幹線によく乗りますが、
前々から思ってたことが
あります。
駅も、車内も、
アナウンスが多い！
とにかく音が多い！
う、うるさい……
車内で目をつむって
瞑想しようと思っても
できません。
もちろん、
目の不自由な方のために
停車駅や到着時刻の
案内は必要です。
体の不自由な方への
丁寧なアナウンスは
絶対大事。
っていうか、
むしろ、もっと
細やかな案内をすべき。
一方で、
ワゴン販売の宣伝とか
パーサーの名前とか
必要？？！！
車掌と運転手の名前も
必要？？！！
この前、
じっくりと
車内放送を
聞いてみたんです。
完全なる私の主観で、
感覚的ですが、
3分の1はなくてもいい情報
だと思いました。
日本って過剰サービス。
やたらへりくだって
バカ丁寧だなぁ
と思うことがあります。
最近では、新幹線で
「自由席が混み合いまして
ご迷惑をおかけします。
一人でも多くのお客様に
お座りいただけますよう
座席のお荷物は
荷物棚にお願いします」
なんてアナウンスするんです。
自由席が一杯で
スミマセン
なんて、
JRが詫びることじゃ
なくないですか(笑)？？
自由席を選ぶのは
自由意志。
いちいちアナウンスして
詫びることじゃない。
混んでるときに自由席で
座席に荷物を置かないのは
当たり前のこと。
そーゆーことを放送しないと
いけない日本って
モラルの面では発展途上国だな。
海外生活した人の
こんな話を何かで読んだことが
あります。
その主旨は、
日本は過剰アナウンスだ。
外国では、
駅も車内もアナウンスは
ほとんどない。
なぜなら、
道に迷ってる人、
体が不自由な人がいたら、
すぐに近くの人が
声をかけるから。
日本は
そういう精神が希薄だから、
企業側がアナウンスして
呼びかけないとダメなんだ。
という話でした。
確かに！って思いませんか？
バスや電車でも
「体の不自由な方に
席をお譲りください」
とかアナウンスが流れるけど、
いちいち言うことじゃない。
当たり前のこと。
モラルやマナーがイマイチ
なのに
サービスは過剰。
いろんな音が交錯して
騒がしい場所では、
放送する情報は
シンプルにすべきだと
思います。
情報が多すぎると
本当に必要な情報が
埋もれてしまいます。
なくてもいい情報はなくして
必要な情報を
聞きやすく
アナウンスすることに
注力してほしいと思いました。
これって、
セールスコピーも同じ。
情報や言葉を削ぎ落として
本当に伝えたいことに
焦点をあてる。
とくに東京オリンピックで
外国人観光客がますます
増えます。
いろんな言語で
アナウンスする必要が
生じます。
情報はシンプルに
わかりやすくしないと
いろんな困ったことが
起きそうだな…
と思いました。