Toyou☆Fromaju -66ページ目

やっぱり

小説 テラ喰い2


「訳わからねぇ…新たなウィルスか?」

ベッドに放り投げられたテラフォーンをチラリと見つめる。

「銀河ー、ご飯よー!!」

母親の声でテラフォーンを箱にしまい机に置いた。

「今行くー!」

ご飯を食べていても、脳裏にちらつくテラフォーン。

(…テラグイ…コードネーム…一体なんなんだ…)

「母さん、ご馳走様でした!」

「まぁた、オンラインだかなんだかのゲームするの?明日も学校なんだから早く寝なさいよ?もう。」

「はぁい、わかりましたっ」

そう言って銀河は二階の自分の部屋に戻る。

最近では、パソコンで知らない世界中の誰かと闘うシューティングゲームにハマっていて、世界で3位の地位まで行っていた。

「…ここに、アイテムがあるだろ?ほーれ、超余裕!あ、敵が来た!ってことは、木の陰に…」



 



ーppppp

「なんだよ、今いいとこ…」

ーbbbbb

テラフォーンが大きな音を出して鳴る。

「あー!!んだよ!邪魔すんなよ!」

しぶしぶテラフォーンを手にした銀河。

ーコードネームギャラクシー、アス、ガッコウニ、カナラズモッテイクコト。モッテイカナカッタラワザワイガオコルダロウ

「…また、一方的に…変なもの買っちゃったなぁ…」

少し後悔しながらも不思議さはとれない銀河だった。

小説 テラ喰い1

「まぁた、あんたは新しい携帯買ったの?携帯なんて1つで充分じゃない!」

この、主人公は自作PCやスマートフォンも自分でカスタマイズするのが好きな男子。

原田銀河。17歳。

配線だらけの部屋は何にも知識のない人には邪魔で仕方がないだろう。

「バイト代で払うからー!!母さんには迷惑かけないよー!!」

そそくさと2階へと荷物を持っていく銀河。

部屋に付いて、楽しみに箱を開けた。

「ん?…なんだこれ?見た目スマホなんだけどな。」

大体新機種は把握していて、古いメカニズムもお手の物。

だが…

「これは…みたことないぞ?…まず、電源はどこだ?」

箱の中身を漁ってもケーブルも入っていない。

ただ、1枚の紙が入っていた。

【コードネーム002Galaxyコレガトドイタコロニハ、ウチュウノハルカトオクカラインストールガハジマルダロウ】

「なんだ、これ?」

-オイ、キョウカラオマエハテラグイヲハメツサセルシシャダ。ソノナハコードネーム002ギャラクシー。

「ス、スマホが勝手に通話モードになった!?」

-ハハハ、オドロクノモムリハナイカ。ワタシハ、オマエヲ、コノテラヲ、セイハサセヨウトスルテラグイトタタカッテホシイノダ。

銀河は、男の声でスマートフォンらしき機械から流れる文字と音声にベッドに投げつけた。

「き、気持ちわり…」

-オット、オクレタガ、ワタシノナマエハ、コードネーム001ボス。ソシテ、コノキカイハ、テラフォーン。オマエニナニカヲモトメルトキニ、カナラズハンノウスル。カナラズ、ハダミハナサズミニツケルヨウ!ソレデハ

「ちょっ、ちょっと!訳分からないよっ!」

テラフォーンは、一方的に切られた。

「なんだよっ!また、真っ暗な画面じゃねぇか!」