小説 テラ喰い2
「訳わからねぇ…新たなウィルスか?」
ベッドに放り投げられたテラフォーンをチラリと見つめる。
「銀河ー、ご飯よー!!」
母親の声でテラフォーンを箱にしまい机に置いた。
「今行くー!」
ご飯を食べていても、脳裏にちらつくテラフォーン。
(…テラグイ…コードネーム…一体なんなんだ…)
「母さん、ご馳走様でした!」
「まぁた、オンラインだかなんだかのゲームするの?明日も学校なんだから早く寝なさいよ?もう。」
「はぁい、わかりましたっ」
そう言って銀河は二階の自分の部屋に戻る。
最近では、パソコンで知らない世界中の誰かと闘うシューティングゲームにハマっていて、世界で3位の地位まで行っていた。
「…ここに、アイテムがあるだろ?ほーれ、超余裕!あ、敵が来た!ってことは、木の陰に…」
ーppppp
「なんだよ、今いいとこ…」
ーbbbbb
テラフォーンが大きな音を出して鳴る。
「あー!!んだよ!邪魔すんなよ!」
しぶしぶテラフォーンを手にした銀河。
ーコードネームギャラクシー、アス、ガッコウニ、カナラズモッテイクコト。モッテイカナカッタラワザワイガオコルダロウ
「…また、一方的に…変なもの買っちゃったなぁ…」
少し後悔しながらも不思議さはとれない銀河だった。