この記事は、わが家の上の子の
不全型川崎病での闘病記録です。
症状が少ないが故に
1回目の受診…頸部リンパ節炎と診断
翌日2回目の受診…おたふく風邪と診断
と2度、別の診断をうけています。
川崎病と診断されるまでに
11日間かかりました。
幸い入院無しの
投薬での治療の後
現在、心臓の冠動脈に残る
わずかな血管肥大を経過観察中です。
同じような状況で悩んでいる方や
同じような経験をお持ちの方。。。など、
何か少しでも参考になれば。。。
と、子どもの不全型川崎病の闘病記録を
残しておこうと思います。
川崎病とは?
日本では、一年間に1万5千人くらいのお子さんが発病しています。
- 川崎富作博士がこの病気を見つけたので世界的に『川崎病』と呼ばれています。一時小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群とも言われていました。
- ●全身の血管に炎症が起こります。
- ●この病気の原因はよくわかっていません。
- ●おもな症状は、数日以内に出そろってきます。
- ●適切な治療を行えば多くの患者さんは解熱し、元の日常生活ができるようになりますが、時に心臓に後遺症が残る場合があります。
急な発熱ではじまることが多く、6つの主要な症状のうち5つ以上、または4つに加えて冠動脈病変が確認された場合に『川崎病』と診断されます(4つ以下の症状で冠動脈病変がない場合や3つ以下の症状で診断される不全型も20%程度あります)。
一般財団法人 日本血液製剤機構HPより
上の子は、この最後尾の20%程度とされる
不全型川崎病。
症状が少ないが故に診断までに
11日間かかりました。
※これまで9日間としてましたが、もっとかかってました💦
今回は、増える症状で
大病院での検査を勧められた話しの続きです。
11日目
この日の朝も平熱
食欲も通常通り
首の腫れはややひいた感じ
それでも腫れているのは一目瞭然
笑う時の右唇のひきつり
痛みで首は常に右に傾けていて
上や横・下へ首を動かすのは痛い様子
首の痛みに加え
●下腹・足や陰部の付け根の痛み
●両目のひどい充血
●手のひら一面に薄いピンクのブツブツ
の症状がありました。
昨日もらった紹介状を持ち
朝から地元の大きい病院へ
検査を受けに行きました。
この日は偶然にも夫の休日
送迎と下の子をお願いし
病院の開く時間に合わせて行ったけど
すでに受付は大混雑
初診ということもあり
受付からかなり待たされました
問診・診察
血液検査
頸部と鼠蹊部の超音波検査
結果を聞くための診察
会計・処方薬の受取り
全て終わった頃には午後2時をまわり
トータルでなんと約6時間!
持って行った暇つぶしセットじゃ
全然持ちませんでした。
好きなものがはっきりしていて、乗り物以外のシールや迷路には一切やりたがりません![]()
どんな検査をするかも分からず
待ち合い場所から離れれないので
お昼ごはんも食べれずの中
上の子は、しんどい体で
よく頑張りました
私も不安でしたが、
上の子もまた不安が大きかったようで
いつもなら、じっと座っていられないのに
この日は違い、静かに私の傍から離れず
周りの様子をじーっと見つめていました。
ただ初めての血液検査
これだけは泣き喚き大暴れしました![]()
…痛いし、採取に
ずいぶん長い時間かかりますよね、あれ
それをこんなに小さな子が…
と見ていて泣きそうになりましたよ![]()
一方で、小さな腕の細い血管から
よく採血できるな…
と感心したのでした。
長くなったので続きは次回にしますね![]()
