今、読んでいる本があります。




先生を、
死なせない。




教師であった弟を喪った私の心の叫びを
直球で代弁してくれているような、
的を得すぎた題名のこの本。


買わずにはいられなかった。



読み進めるうちに
日本の教育現場の現状が見えてくる。


もがき、苦しんでいる教師が
こんなにもいるのか。


日本は経済的に豊かだ、
治安もいいし、生活しやすい、
人は礼儀正しいし、素晴らしい、と
海外の人は大抵、そう思うであろう。


しかし


表には出ない、知られざる
日本の教育現場の現状を
海外からの視点で見てみると


この題名がとても
奇異、
もしくは恐怖に映るであろう。



教師が精神的に追い込まれるほどに
本来の「教える」こと以外の業務や責任、
難しい保護者対応ばかりが増え、
縦や横からのサポートもなく孤立し、
人間らしさを見失い、
休職率が増えているというデータは
海外の教育現場から見たら
とても異常である。


ましてや日本の教育現場では
ハラスメントに苦しみ、精神的に病み
過労自死に至るケースもあると知ったら
どういう反応があるか容易に想像できる。




弟は教師になることを
ずっと目標にし、そして実現した。

母校の幼稚部の先生として15年勤めあげ、
そして小学部へ異動2年目のことだった。




この目標を書いた人のように
学生時代の弟の
キラキラとした夢や希望に思いを馳せた。


学生時代から
教師になる【夢】




先生を、
死なせない。



この理想と現実のギャップを
どうしたら縮められるのか。



この
ひっ迫した日本の教育現場の状況を
ひとりでも多くの人に
知っていただきたい。



先生の命も
守るために。