わかったこと

自分の心を閉ざしながら、
冷静に、
自分への価値を値踏みするかのように
周りの物事を見て過ごしている。

まだまだ、
　見えていないこと、
　分からないこと、
　もっと考えなくてはいけないこと　などが、
山積みだけれど。

心から愛している人は誰なのか、
　大事な人は誰なのか
　自分を支えている人は誰なのかが、

このような日々の中で、

　今まで以上に、
　くっきりと浮かび上がってくる。

初夏のビール

仕事の二次会を断って

　スーツ姿で待ち合わせ。

久しぶりに２人で飲むビール。

グビグビ飲んでしまうのは、
　気温のせいもあるけれど、
彼女と一緒でリラックスしているから。

それから
　人影もまばらになった街を、
腕を組んでゆっくりと歩き続ける。

言葉を発しなくても、
　想いが伝わり合うのがわかる。

いやらしいほどに、
　心が絡みあっているがわかる夜。

彼女の驚き

１週間ぶりに逢った僕を、
　優しく、抱きしめてくれた。

会社でもすれ違うことがなかったものね。

頬がこけ、
　目が血走って
　　焦燥しきっているって。

ごめんね。
　隠し事はできないんだね。

職場でも、
家庭でも、
　くつろぐことができずに、
ただただ神経がピーンと張っている毎日。

今は
　彼女といる時が

　　　唯一のくつろげる時間・・・。
　　　唯一の自分に戻れる時間・・・。

追求

思い立ったように、
　夜になると僕を問い詰める妻。

気をつけていながらも、
　どこかで油断していた。

削除し忘れていた携帯の送信メール、
　全て読まれていた。

興信所による

　調査も依頼していた。

知っていながら、
　ジワリジワリと僕を問い詰める妻。

持ち帰りの仕事が終わり
　ヘトヘトになった深夜の追求。

心のすれ違いに気づいていないあなたは、
　問い詰めないと気が済まないよね。

彼女の香り

逢いたくて逢いたくて、
　でもお互いに時間が作れない・・・。
そんな日々が続いていた。

なんとか時間を作った午後。
　共有できたのは・・・たったの６０分

抱きしめたとたんに、
　涙を流す彼女。
この数週間は、
　私生活でも仕事でも、
　消化しきれぬほどのことを抱え込みながら、
　過ごしていたから。

「頑張ったね。」と言いながら、
　彼女の頭を撫でていた。

「お顔を見せてごらん」と、
　泣いている彼女の瞳にキスをした。

　忘れかけていた、

　　彼女の涙の味。

髪から、
　彼女の愛用のシャンプーの香り。

抱きしめてじっとしていると、
　彼女の使用の柔軟剤の香り。

胸がキュンとなった・・・。

今の繋がり

仕事のことだけといっても、
　話せるのは幸せなこと。

彼女が離婚した直後から見ると、
　電話もメールも激減しているけれど、
それでも、
　離婚以前に比べると多い。

仕事でちょっとしたトラブルが発生。
　彼女の声が聞きたくなった。

８８８８８㎞

先週のこと。

久しぶりの彼女とのドライブ。

仕事で遠出する彼女を助手席に乗せて、
　運転手兼カメラマンになった。

いくつかの仕事を片付け、
　ヘロヘロになり眠る彼女。

車のメーターが８８８８８㎞になった。

去年の夏の７７７７７㎞から、
　ほとんど彼女を乗せて走った距離。

９９９９９㎞も

　彼女と一緒に見たいと思っていた。
　晩春の出来事。

発覚・疑惑

帰りが遅いこと。
妻を抱かなくなったこと。
別れたいと言い出したこと。
別居しようと言い出したこと。
仕事を辞めると言い出したこと。

この春の変化に、
　妻は「彼女の存在」を疑い、
　僕に執拗に追求してきた。

うちでもよく名前の挙がる彼女を、
　疑うのが一番自然なこと。

妻は疑いながらも、
　このままの暮らしを望んでいる。
心がこれ程までに離れていることに
　まだ気づいていないから。

この数年間、
　僕を精神的に支えてきたのは、
　彼女だけなのに・・・。

僕を支えられるのは、
　妻ではなく彼女なのに・・・。

彼女との関係も
家庭のことも、
全て考え直すきっかけにします。

彼女は、
　このことに傷つき、
　距離を置くと決心しました。

彼女の優しさです。

今の結論

彼女は、
離婚してから、ずーっと、
「土俵が違うから距離を置こう。」と
言い続けてきた。

その中で、
　２人で旅行に行き、
　夕飯をほぼ毎日一緒に食べ、
　愛し合ってきたけれど、
もう、そうすることもないでしょう・・・。

隠し事をしないのが僕達の約束。
もと旦那と会うたびに、
　その中での会話も全て教えてくれた。

だから、
　僕の家のことも、
　本当は伝えたくなかったけれど、
　隠しながら逢うのが嫌だから、
正直に伝えてきた。

彼女が出した結論。
「仕事以外では距離を置こう。」
うまく仕事が回らなくて疲労困憊している彼女が、
　苦しみ泣きながら出した結論。

悔しいけれど、

　守ります。

今、強引に動くと、

　最悪の別れ方になるから・・・。

久しぶりに自宅で

ブログの更新もままならないところか、
プライベートな用件では、
　ネットへアクセスするゆとりがない日々・・・。

当たり前のことだけれど、
こうして自室で、
　大きめのボリュームで音楽を聴きながら、
　コーヒーを飲んでいると、
心が潤っていくのがわかる。

また明日から１週間。

頑張りすぎないように、
　心のエネルギーが空っぽにならないように、
　仕事をしていきます。