連休明けのNY株式市場に注目 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

昨日は日本以外の市場は全て休場という事で殆ど値動きは見られませんでした。
今日もオセアニア市場、香港、そしてロンドン等がボクシングデーで休場となるため依然として市場参加者は少なく同意の乏しい動きが予想されます。
ただ、NY市場は連休明けとなるため先週からの株価上昇が継続されるか注目されます。
先週の20日火曜日に発表された米11月住宅着工件数が市場予想を上回り始めた辺りから株価は上昇に転じている事から、住宅関連の指標が今週も注目されそうです。
今日は10月ケースシラー住宅価格指数がNY時間に発表されます。
全米20都市の住宅価格指数は前年比3.2%の低下と予想されますが、価格の低下により販売は寧ろ好調さを増しているためネガティブな反応はそれ程ないとみます。
また、この日は米消費者信頼感指数も発表され、前月56.0から58.6に上回ると予想され、そうなれば7月以来の高い水準となり株価上昇に繋がりそうです。
リスク選好の動きが強まればドル売り円売りの動きが更に強まりそうですが、ドル円でみるとクロス円の買いも手伝いもう一段の上値を試す展開が予想されます。
一方、ユーロは上値の重い展開が予想されます。
連休前にユーロ売りが強まったという事は、NY勢は一旦安全なドルに乗りかえと思われます。
連休明けには再びユーロ売りのポジションに戻してくる可能性もあり上値掴みには注意が肝心です。
ただ、休み明け初日でもありロンドンやカナダも休みという事から今日は様子見となる可能性の方が高そうです。