EU首脳会議においてギリシャの民間投資家の損失負担を50%とし、EFSFの実質的な融資能力を1兆ユーロに拡充するほか、銀行の資本を増強する事で合意しました。
これを受けユーロ買いが更に強まり9月初旬以来の1.4ドル台に乗せてきました。
朝方のブログで書いたようにフィボナッチと一目のレジスタンスでもある1.4015を超えて1.4036まで上昇したところで一旦押し戻されています。
合意自体は予想されましたが、具体策として更なる詳細が出るまではまだ安心して買えるものではないもののイベントリスクが一つ過ぎた事で買いが強まったと思われます。
買いの勢いは未だ強く1.41台乗せも視野に入ってきました。
ドル円は、日銀の追加緩和策が予想通りという事で、それ以上の緩和策が示されなかった事で失望売りが強まりました。
ただ、流石に介入警戒感が高まるなかで最安値をつけようとする動きは見られません。
流れは安値更新の動きが続きますが、ここは売りたい気持ちを抑えて動きを注視するところかもしれません。
売ったとしても直ぐに買い戻しを入れておく事です。
寧ろ上昇時の後を狙いたいところではないでしょうか。