週明けのアジア市場では先週末のNYダウ下落の流れを継いで株式市場は軟調なスタート。
これを受けアジア通貨は全般に売りが強まると同時にリスク回避からクロス円売りが目立ちました。
特に豪ドルは中国経済の景気減速や欧州債務危機等が明日のRBA会合で予想以上に政策金利を据え置くとの観測も強まった事が背景にあった模様です。
国内インフレリスクはあるものの、世界景気への懸念が豪ドル投資のネックになっている事から、長期投資の一部が損切りされているとみられます。
昨年の安値の72円付近を下回ると更に損切りが誘発する可能性もあり、レベル感での買いは依然としてリスクが高そうです。