本日の欧州首脳会議への期待感からユーロは1.42前半から1.43手前まで上昇。
しかし、欧州市場が始まりユンケルユーロ議長がユーロ圏の合意にはギリシャ債の選択的なデフォルトも排除しないと発言した事でユーロは再び元の1.42ドル付近まで下落しました。
朝のポジションを閉じただけという動きですが、デフォルトという可能性は非常に低いと考えられる事から会議後の声明では寧ろデフォルト以外の決定が出れば買われる可能性が高そうです。
ドル円も日中に外国勢とみられる買いが入り78円70銭付近から一気に79円台に上昇する場面も見られましたが介入と勘違いしたところが一緒に買ってしまったかもしれません。
レンジは狭いものの欧州会議発表を控え神経質な展開がみられます。
米国の債務上限問題と欧州首脳会議というイベントの一つが終わる事で安心感が高まると考えられ、そうなれば再びクロス円の買いが強まると考えられます。
ドル円はその前に下値を試しに行こうという動きが見られますが、78円48銭を抜けきれないとショートが溜まりそうです。