ユーロの1.4ドルが目の前 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

中国の第4四半期GDPは前年比で予想の10.5%を上回る10.7%と2桁成長。消費者物価指数も1.9%と予想の1・4%よりも強い数字となるなど相変わらず中国には勢いがあります。
この発表後に国家当局は過度な不動産価格上昇がCPIを押し上げているとし、インフレに対し懸念を示しました。
この結果、市場は引き続き中国の金融引き締めに対する警戒感が強まることとなりました。
ただ、クロス円は全般的に強含みで推移しドル円もじりじりと底を切り上げています。
ドル円では本邦からの実需とみられる売りが91円60銭から上に断続的に並んでいるとの情報もあり、一旦は頭を抑えられる原因となった模様です。
先ほど欧州勢とみられるポンド売りがみられ、つられてユーロも売りが強まる場面もありました。
ユーロ円は129円台に戻すものの上値は依然として重く、128円40銭を下回ると更なる売りが強まりそうです。
市場の注目はやはりユーロ。今日もギリシャ関係の材料が出れば絶好の売り場とみてきそうです。
ユーロの1.4ドルは目の前ということで、神経質な展開となりそうです。