短期的に見るとかなり下落したように見えますが、ユーロの体質を見るとこの程度の値動きはまだ序の口とみるべきかもしれません。
2008年7月の高値1.6ドル近くから3か月後には1.23ドル近くまで下落。
その後12月に入り1.47ドルまで一気に上昇し次の年の3月には1.25ドル付近まで下落。
そして昨年末に1.51ドル台まで上昇するなど、その値幅の大きさを考えるとこんかいの下げは意外に大きなものになるのかも知れません。
取りあえず、目先では1.4ドルが節目となりますが、それほど大きな抵抗はないかもしれません。その下の1.38ドル付近は過去にサポートとなったところで、フィボナッチの50%戻しでもあります。
