「年末の動きから見えるもの」 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~


一年で最も為替投機としてのポジションが少なくなるのがこの時期だと思います。
要するに短期的なニュートラルな状態に近いということになります。
この時の各通貨のレベルを記憶しておくことは今後の取引を行う上で大変三行になります。
次の展開はこのレベルからポジションを仕込むということになるためです。
ここから上下どちらかに振れたとしても実需取引を含めたとしても今のレベルに戻ってくる確率が高いということになります。
為替取引の一日のターンオーバー(取引高)は3兆ドル以上ともいわれますが、大半が投機的な取引であるからです。
いわゆる居心地の良いレベルということになります。
1年の総決算としてのポジションの巻き戻しが見られるのもこの時ですが、全般的にはドルの買い戻しの動きでした。
ポイントは巻き戻しの動きだけであったのか、それとも今後のトレンドに乗るための仕込みの動きもあったのかどうかということです。
今週から海外勢は少しずつ動き始めると思われます。
再びドル売りポジションを仕込みにくるのか。
或いは本格的にドル買いに動き始めるのかはこのレベルから始まるということです。


今日の「週刊FX予報」では今年1年を振り返り何が相場を動かしていたのかを探っていきたいと思います。
同時にそれらはFX市場の流行語大賞ともいえるものになります。

是非ご参加ください。