お寺でタンゴ ~黄金のタッチを持つギタリスト~ | トニー猫神の音楽ブログ

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月琴の猫神 ~ForeverLasting~

父の一周忌法要が無事終了しました。遺言ノートというわけではありませんが、走り書きで「法要時にはタンゴを流してほしい」というのがあったので、わざわざCD、ラジカセを買って臨みました。

 

 

もちろん住職のお経の時に流すわけではなく、その後の会食のBGMとして流したのですが、これが意外と良いマッチングだったのでした。「俺の葬儀ではセックス・ピストルズを流してほしい」、とか「メタリカを流してほしい」とかの時代がもうすぐそこまでやってきています。

 

 

弾き真似してたんかー

 

80年代のスーパーバンド「ボン・ジョヴィ」のデビュー曲である「夜明けのランナウェイ」。ビデオ・クリップで得意げにギターを当て振りするリッチー・サンポラですが、実はこの曲でギターを弾いているのは彼ではありません。

 

 

弾いてるの俺だからねー

 

夜明けのランナウェイでギターを弾いているのは、リック・スプリングフィールドのサポート・メンバーでいくつかのビデオにも登場していたティム・ピアースです。

 

ティムはいまや40 年以上のキャリアを持つ アメリカのセッション ギタリストであり、彼がいなければ、特にLAでのアルバムレコーディング作業が滞るとまで言われている人であります。

 

80年代は、前回記事のキース・スコット、マイケル・ランドウ、ジョニー・マー、そして今回のティム・ピアースあたりがお気に入りのギタリストでありました。派手なキャラクターではありませんが、歌心溢れるそのプレイは、心の琴線に触れるグッとくるものがあります。

 

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影武者のギターはいませんよー