今年の桜もすでに終盤です（関東）。日本人はなぜにこれほど桜が好きなのでしょう。まず、第一に「春を待ち焦がれる感情」です。長い閉ざされた冬を超え、待ちに待った春。人々の心も明るくなっていきます。桜は、まるでその心を表現したかのように温かみのある美しい花を咲かせてくれます。
もう一つは、「命の儚さ」です。桜の花が咲く前から、今か今かと待ち望み、やっと満開になったと思いきや、夜の雨風が強ければ次の日にはすっかり見頃を終えてしまってた...。「明日、どうなるかわからない」。この「生命の儚さ」と「名残惜しさ」が、私たちの心を魅了する一番の理由ではないでしょうか。
なんでシン・リジー・・・
少し前の某アメブロガー様の記事でひさびさに思い出したウルトラ・ヴォックスです。このバンドは3rdアルバムまでと4枚目以降でバンドの顔といえるボーカル＆ギターが異なり、所属レーベルも異なるというおもしろい経歴のバンドです。
当然のように音楽性も異なるのですが、時代の流行りもあるのか、3枚目までのジョン・フォックス時代の方がパンク色が強く、4枚目以降のミッジ・ユーロ時代の方は、まさにニューロマンテック！で、ウィスキーのCMにも使われた日本ではこちらのほうが有名です。
ミッジ・ユーロについてはツアー途中で突然失踪したゲイリー・ムーアの代役として、シン・リジィ来日公演1979でのメンバーだったのですが、当時は「ウルトラ・ヴィックス！なんでミッジ・ユーロ！？ゲイリーを出せ」と思ったのをよく覚えています。
また、このバンドには、キーボード＆ヴァイオリン担当のビリー・カーリーという人がいるのですが、実はこの方の存在がこのバンドのキモなのではないかと思っているのですがいかがでしょう。ちなみに私は4枚目以降のミッジ・ウルトラ・ヴォックスを支持します。さて、あなたはジョン派、それともミッジ派？
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ボーカル交代はウルトラ・ヴォックスだけではないのです
