草上の昼食 | トニー猫神の音楽ブログ

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月琴の猫神 ~ForeverLasting~

インスパイア、オマージュ、パロディ、パクリと言い方は色々ありますが、これらの境界線がどこにあるのかが重要です。例えば曲を作る場合も、あえて〇〇みたいな曲を作りたいと意識して作曲したりアレンジしたりすることがあります。そうして完成した曲を「○○みたいでカッコ良いね!」と評価されることも少なくないのですが、少し複雑な心境になることがあります。はたして今回のバウ・ワウ・ワウは、どれに当てはまるのでしょうか。

 

ジャングルでファン・ファン・ファン(バウ・ワウ・ワウ)

 

 

草上の昼食(エドゥアール・マネ)

 

 

そっくりだねー

 

 

実は今回の記事、1か月ほど前にはほぼ書き終えていたのですが、後から思いついた記事に先を越され、やっと陽の目をみたバウ・ワウ・ワウなのでした。トッド・ラングレンの時もこんなことがありましたが、計画性と思い付きの両方が混在する性格ゆえ、ご容赦お願います。

 

さて、今回のバウ・ワウ・ワウですが、アダム&ジ・アンツからマネージャーのマルコム・マクラーレンが、アダム・アントを除くメンバーをすべて引き抜き、クリーニング屋で働いていた14歳のビルマ系女性アナベラ・ルーウィンをボーカルに据えた、いわゆる「作られたバンド」です。

 

 

このマルコム・マクラーレンという人、古くはニューヨーク・ドールズ、そしてセックス・ピストルズの売り出しにも大きく関わった敏腕マネージャーかもしれませんが、なぜか悪徳イメージ付きまとう胡散臭い人物です。バンドのほうはジャングル・ビートと呼ばれる斬新な音楽スタイルでイギリスのみならず日本でも人気が出てCMにも登場していましたが、いわゆる「一発屋」のバンドであったようです。

 

 

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Final Songs/ ForEverlastingLove

バンド史上、唯一の男性ボーカルである

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