いよいよ2月1日になってしまいました。呼称が今日から変更となります。
ここでは当ブログの考える、今回の呼称変更問題のまとめ、そして最終的にソフトランディングできる(みんなが満足できる)解決法を考えてみたいと思います。
今回の呼称変更問題を整理すると、
①事実上のチーム名変更と言う大きな事柄を、前回(2001年)のようにサポーターの意見を聞くこともなく、いきなり「そう決めましたんで」と発表した会社側の姿勢。
②それを釈明すべきラウンドテーブルにて、会社側はとても説明とは言えない様な説明しかできなかったこと。(別にどっちでも良かったが、あのラウンドテーブルでの会社側の説明聞いて到底納得できなくなったと言う人の意見を多数聞きました)
③「東京ヴェルディ1969」と言う名前に愛着を持つ多くのサポ(もちろん全員とは言わない)の気持ちをまったく考えていなかったこと。
④口では「地域に根ざす」「独立採算を目指す」と言いながら、親会社密着の象徴であり、ナベツネの遺産とも言える「FCニッポン」を切れない矛盾。本気で地域に根ざす気があるのか疑われてもしょうがない(他の32チームはすべて親会社名を廃しているのだから)。
と言うことがあげられます。
FCニッポンと言う名前は、未だに
「ヴェルディ=ナベツネ」
「ヴェルディ=Jの理念を否定」
「ヴェルディ=地元軽視」
「ヴェルディ=サポより親会社第一主義」
と言うステレオタイプのレッテルを貼られてしまうことの、象徴的存在と言えるのではないでしょうか?
呼称自体は「東京ヴェルディ」にすることをそんなに反対する人はいないでしょう。
でもオフィシャル部分(チーム名でも法人名でも)に「東京ヴェルディ1969」を残すということをなぜ考えなかったのか?
何回も言うように、名古屋の例を見れば、この問題はもっとすんなり終わらせることは簡単にできたのです。
現状を蒸し返してもしょうがない。では最終的にどう解決していけばよいのでしょうか?
ラウンドテーブルで唯一収穫だと思ったのは、「『FCニッポン』も『㈱日本テレビフットボールクラブ』も将来的には外したい」と言う会社側の発言。
であるのなら、チーム名「FCニッポン」を変える時には、ぜひ「東京ヴェルディ1969」としてほしい。
そして経営的に親会社から独立できる日がきたら、法人名も「株式会社東京ヴェルディ1969」としてほしい。
こうすることで、すべての人が不満を持たずに済むのではないか?
せっかくFCニッポンをやめても1969を外したままだったり、「日テレヴェルディ」に変更では意味がありません。
チーム名;東京ヴェルディ1969
呼称;東京ヴェルディ
これでまったく問題ないはずです。
現状はどう考えても「異常」な状態と言わざるをえません。
チーム名 呼称
・浦和レッドダイヤモンズ 浦和レッズ
・ジェフユナイテッド市原・千葉 ジェフユナイテッド千葉
・名古屋グランパスエイト 名古屋グランパス
・サンフレッチェ広島FC サンフレッチェ広島
・FCニッポン 東京ヴェルディ
(他の28クラブはすべてチーム名=呼称)
これを一刻も早く「正常化」してほしい。
当ブログは「正常化」の日まで、これからも主張を続けていきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。