【ロースクール生活】
・先生がきつい場合は分担すること。
・自主ゼミを複数
・情報は玉石混交。複数の先輩から話を聞こう。
・ネットの情報もなかなかいい。
・弁護士をフォローするといいかも。
・木村×2先生、門脇先生、大橋先生、実務家教員をガッツリ質問攻めにすべき。徳本先生は事例研究のマニュアル持ってるぞ!民訴会社法も裁判官教官に聞くべきじゃないかと思う。
・法的三段論法の法適用の前提となる立証。
・刑訴で、主張することと立証することを峻別しようね。予断排除は、一応、「証拠が」目に触れなきゃいいんだよ!
・TKCも模試もボロボロでした。模試はD判定だったしね。
・暗記カード使わなかったことをめっちゃ後悔してる。

【合格の根拠】
・法的三段論法について理解して絶対にはずさないこと。
・条文から要件効果を分類分割すること。
・理解暗記の対象を判例実務に絞り込んだこと。
・そこからさきは基本的な解釈技法を使う、ということ(文理・反対・目的論)。
・暗記事項は絞り込んだ上でちゃんと繰り返すこと
(新試験択一過去問。論理まで。100%を目指す)。
・過去問を採点実感までちゃんと読み込むこと
(敵を知るだけで、他の意識低い初回受験生との差別化になる)。
答案を相互添削すること(盲点に気づける)。
『読んだ本リスト』『勉強の注意』
◎→非常に役に立った
○→役だった
△→消化不良
×→不要だったかも
無印→印象ない

※学習の進捗度や、時期によって感想は変わります。あくまでも、僕の言語体系理解体系に合わなかった、ということで。

個別の感想が欲しい人はswdysk1101ジーメルで聞いてください。

【シリーズ物】
→予備校系がほとんど。
◎柴田基本書。(最低限の知識に絞り込んでるから、初級には良い。論文は全く書けるようにならない。)
○趣旨規範HB(某人はこれをリピートして書き込みを加えるスタイルだったらしい。)
○伊藤入門(これはいいね。最初の最初。)
○完択(講座聞いてたからね)
○デバイス(講座聞いてたから良かったけどさ)
○機械的(入門的なものは必要だった)
○判例まんが本(やる気になる。しかし、ロー入学前に、これで行けるとおもった自分を呪ってあげたい。)
△試験問題集ofWセミ(講座で使ったけどまぁつまみ食い)
△論文基本問題シリーズ(よかったのに使わなかった。。。)
△考える肢(行政法だけ回せた。。。。)
×シケタイ(これはもうね、知識として「多すぎる」んですわ)
×論点HB(項目レジュメにするには、コアカリでいいのかな。)

※論文の森、論文基本問題やりたかったなぁ。

【科目外】
◎法律文書作成の基本(これは必要だ。)
○司法試験合格の極意的なもの。P&Cとか機械的、とか。構造的、、、とか。(やる気になった)
△公用文字用例集

【憲法】
→入門書
◎憲法概説(司法協会。最強の入門書。マストだと思うんだけど。。。)
伊藤入門

→基本書
○芦部(これだけ読んでてもねぇ)
長谷部
木村レジュメ(これも完成はしてない。。。)
△四人組
◯立憲主義

→判例集
○重要判例(憲法は必要かと)
○憲法ハンドブック(択一のやり直しがもう嫌になったので。まとめとしてはいいけど)
△百選(解説むずいねん。結局、判解とか読んで当事者の主張や少数意見をちゃんと把握しないといけないよね。)

→ロー講義
(×富井、◎木村、◎木村)木村先生に質問バンバン、、、したいけど、けちょんけちょんにされそうで怖い。

→演習書
◎小山作法
◎木村急所(ブログも。)
○長谷部インタラ1(きばらしになった)
○松井演習ゼミ(論点つぶし)
○芦部憲法判例を読む(芦部憲法≠判例説ということを意識させることになった。)
△宍戸演習(小山、木村の後でよかった。)
△戸松憲法訴訟(木村の後ならよかった。)

(おまけ)
勉強の方法として、憲法もちゃんと判解、判タの解説枠、コンメンタールを参照すべき、ということがわかった。処理についてはやっぱり木村先生の教えに従うべきでしょうね。


【行政法】
→入門書
◎藤田行政法入門(予備校受けてなくてよくわかんなかったからね)

→基本書
◎宇賀(判例への架け橋になる。先生は多分これに沿ってる。)
◎サクハシ(こっちがメイン)
小早川上
△原田要論

→判例集
◎サクハシ(既述が穏当。)
百選(あんま参照せず。百選はやっぱむずいもんね。)

→ロー講義
◎門脇先生(答案の評価のされかたをちゃんと把握しないとテストで虐殺される)
○徳本先生(事例研究のペースメーカーになったり。宇賀先生の教科書に沿ってるから、ちゃんとそれを追う時間になる。)

→演習書
◎事例研究行政法(ゼミで使用)
○事案解析の作法(読んだだけ)


【民法】
→入門書
◎潮見入門(まとめノートとして最強。もはや基本書枠。しかし、要件事実を学んでからのほうがよい。債権総論・担保物権は弱い。)
※「最初の一冊」が無い科目ではある。要件事実から云々。とか。学ぶべきなんだけどね。あえて言うなら、柴田民法がいいのかな?
△ダットサン(1だけ。内田通読よりはこっち通読が先かも。)
→基本書
◎我妻コンメ(文言にキッチリ引きつけてるし、網羅性があるし、財産法を1冊にまとめてるし。)
◎岡口マニュアル(民実というよりもここに書くべきですね。)
○潮見基本(これは通読。入門からの接続で、よく理解できた)
○道垣内担保(判例部分のみ拾い読み、がわりとやりやすかった)
△内田シリーズ(条文・要件・判例・学説がかき分けられてない。。。)
佐久間(つかってないなー)
△潮見プラクティス(自分の記憶への努力の不足で、キッチリ理解しきれなかった。けどこの分野の中では最高に理解しやすい。自分は潮見入門と判例解説ごまかした。)
※家族法については、無し。内田は厚過ぎたし、入門と、条文と、たまに学習コンメンタールや基本法コンメンタール読んでた。

→判例集
○百選(プラクティスもいいらしいけどね。結局この範囲をきっちり判タ読むってことでしょうよ。)

→ロー講義
◎大橋先生(わかんないことあったら大橋先生に聞きに行くべき。入門民法と我妻コンメを参照しながら受けよう。)
△饗庭先生ききにくかったなぁ。。。内容は完璧だと思う

→演習書
○ひとりでまなぶ民法(易しい。試験委員ってことで安心感。)
○ケースで学ぶ民法(同上)
○ロープラ(判例を問題集形式で紹介、っていう感じ。)
○事例演習教材(詳しくはゼミ欄で。役だったことは間違いない。復習したかったな。)
※池田先生のがいいらしい

【会社法】
→入門書
△神田入門(会社法も、1冊めがないね)
→基本書
弥永(はるか昔)
◎リークエ(過不足無く、という感じ?この既述の一つ先が出題される感じ。)
○龍田(事例演習教材に有用)
○新基本法コンメンタール(安いので推薦しておく。)
△神田(省略し過ぎかなぁ。ちょっと自分には読みづらかった)
△江頭(辞書なんだけど、うーん。横書きにしてほしいね。読むなら、一旦注は飛ばして。辞書の時に注を読む。)
前田(たまに見た)
→判例集
○百選(下級審があるんでね。会社法は。必要。)
△弥永(はるか昔)
→ロー講義
○バン。(彼の想定するレベルが高かった。ついていくの大変だった。)
→演習書
◎事例から考える会社法(ゼミで使用。難しかったから先に読んでから取り組んだのが成功)
○事例演習教材(授業が消化不良だった。あとで京大ノート読みなおして正解だった。けど、もっと要件事実ちゃんとやれてから取り組みたかった)
○ロープラ(適度)
△葉玉100問(古くなっちゃったね)

※石山先生のがよさそう。ロースクール演習、もよさそう。

【会社法以外】
→入門書
なし
→基本書
◎コンパクト商法・商行為法・手形・小切手法(短答に必要にして十分。ページの少なさに度肝を抜かれる。これでわかんなかったら、条文とコンメンタール読んじゃえばオッケーかと。突っ込みすぎるとマズイエリアだし。)
→判例集
なし。適宜判タ。
→演習書
なし
→ロー講義
なし

【民訴】
→入門書
◎民事訴訟法概説(マスト)

→基本書
◎藤田講義(民訴そのものは後述の基礎民訴が最強だけど、導入部分が丁寧なのでこちらも◎。)
○講義案(余事が多い。が、安心感もある。そして、『手続きチャート』が大変に有用。)
○伊藤(記述はわかりやすいけど藤田、吉田に叶わない)
◎基礎民訴(論点解説と基本の解説のバランスと読みやすさで綜合1位)
◎重点講義(一旦注を外して読むのがコツ。わかりやすさ満点だし、量も減る。)
◎新コンメ(記述が大変に平易でわかりやすい!)


→判例集
○百選(解説は一旦おいといて、判例説を判タ判解で追っていくのが先。アペンディクスは解説も癖がなく、使える。)

→ロー講義
△我妻(既習2年が終わってから受けても良いレベル。)
◎眞鍋判事(要件事実、訴訟物からキッチリ。こういう判例実務の考え方をバシッと入れてからじゃないと我妻先生の授業もわからんですよ。)

→演習書
○藤田解析(これにそって旧試を解くのが最強だと思う)
◎基礎演習(ロースクール民訴とかやってらんね。俺のレベルじゃここからやらないとね。)
◎遠藤(ゼミでやった。)
○ロープラ(復習として大変有用だった。基礎以上遠藤以下)
△ケースブック(むずいっすね)

【刑法】
→入門書
△山口入門(いらないかも?)
◎刑法概説(これは本当に良い。まとめノートとしてもよい。判例規範がバチッと乗ってる。法的三段論法を知った人向け。)
→基本書
◎青本(これで必要十分かなぁ)
△山口(記述はいいけど量がね)
△前田(同じく。判例と学説が並列なんでね。。。)
△西田(古くなっていくんやろなぁ。)
△講義案(同じく)
○木村光江(前田信者の人は青本じゃなくこっちがまとめとして秀逸か)
◎条解・新コンメ(最終チェックには。)
※なんか今は基本刑法ってやつが出てるらしいね。

→判例集
◎前田(試験向けに作ってるよね。)
△百選(不要か)
→演習書
◎事例演習教材(基本ができる人向けかなぁ。)
○刑法を事例から考える(読むだけ読んだ)
◎事例研究刑事法(実務説バンザイ)
※結局書いたのは本試験と旧試験だけ。演習は読んだだけやった。というのも、木村光江先生の授業が大変に素晴らしかったからね。
○ケースブック(講義じゃないと辛いかもなぁ。)

【刑訴】
→入門書
三井さんのがいいらしいね
○刑事訴訟法概説
○渡辺(判例説!基本書というには足りない。。。)
→基本書
○安富(穏当な記述)
○アルマ(穏当な記述)
◎新基本法コンメンタール(基本書がイマイチだったので頼った。規則もついてるし。)
◎条解(こっちが参照したかったけど、高くて。)
△前田
※今はリークエがいいらしいよ
→判例集
◎前田(いい。判例説。)
△渡辺(イマイチ)
△百選(ごめんなさい理解力不足です)
→ロー講義
○前田×堀田(ミスリーディングだったもの。)
→演習書
◎事例研究刑事法(判例実務!)
○酒巻連載(理論が深まる。が、判例説から外れる独自説ではあるので凄く強いひと向け)
※亀井源太郎の演習がいいらしい。
○捜査法演習、後半法演習(試験後に使ったけど、これも良い。)
○古江(平易な記述。難しいことを言ってる、というコメントもあるけど、判例が何を言っているか、っていう部分が丁寧なのでまぁまだ可食。)
○ケースブック(講義じゃないと辛いかもなぁ。)

【民実】
→入門書
○事実認定の考え方と実務
○要件事実の考え方と実務
○辰巳ハンドブック(予習に良い)
→基本書
◎類型別
◎問題研究
◎第1巻(結局この本が要件事実を教えてくれるからね。)
○第2巻(拾い読み)
※完全講義いいらしい
○プロブレムブック
△弁護士倫理ノート
○職務倫理規定自由と正義
要件事実マニュアル(むしろ民法)
→判例集

→演習書
○30講、試験後にやったけど、民法のためにちゃんと役に立った!試験委員も参加。
○ゼミナール要件事実も、民法の勉強として役立つ気がする。
×岡口問題集(厳しい・・・)
→ロー講義
◎法文書作成(民事弁護起案。マスト。法的三段論法について、あなた正確に説明できますか?要件効果を抽出すること、がどれくらい大切かわかりますか?って答えられない人はやるべき。)

【刑実】
→入門書
○辰巳
○菊池
→基本書
○条解(規則もあるし。)
◎刑事訴訟実務の基礎(一審解説をわかりやすく書いた感じ)
○一審解説
◎検察講義案(表がわかりやすい)
→判例集
◎50選(がっつりこれに手を出してダメだった人はいるけど、当てはめでとちらないために有用であることには間違いがないので。)
○佐藤尋問技術(普通に使えた。)
→演習書
あるの?
→ロー講義
模擬裁判はやるべきです。演習書なんかいらない笑。

【租税】
→入門書
○金子入門(かる~くね)
→基本書
◎谷口(問題意識のニュアンスを把握できた。理論的でとてもよかった。試験委員だから有用だっただけかもしれないので要注意。)
◎スタンダード(所得税ではメイン教材。ただし通則がないのは割と痛いので、他の本が必要にもなる)
○図解○○法(たまに読んで、イメージをふくらませた。)
○金子(地の文だけ、税通・法人・所得のみ、って考えると案外量が少ない。)
→判例集
重要判例(実務系のやつはいいとおもったけどまぁ。。。手が回らず。)
◎規範ノート(最強)
○百選(いいんだけど、正直規範ノートが優秀すぎて。。。)
→ロー講義
△川村(うーん。。。。。合わず。三段論法の「評価」が飛ぶっていう公務員的な思考なのかと。あと教える技術が。途中からガンガン自習しました。)

→演習書
◎ケースブック(難しいけど、スタンダードで処理できる。スタンダードを読み直すための質問集として有益。)
○租税法演習ノート(内容理解が進む!)
×21問(消化不良になる。)
【自主ゼミ】

1:民法事例演習教材(1年後期)
メンバー:3人
使用教材:演習書、要件マニュアル、京大系基本書、潮見入門、我妻コンメ
スタイル:問題を解いて来る。パソコンでレジュメ程度だが。要件マニュアル多用。集合時は問題を追っていき、わからないとこを質問しあう。
感想:旧試受験組の人がいて、知識ベースでの不安がほぼなかったのが良かった。圧倒的に能力差があると逆に開き直って議論しやすい。

2:民法旧試過去問(1年後期)
メンバー:4人。
使用教材:過去問、スタンダード、柴田、要件マニュアル、我妻コンメ、潮見入門
スタイル:1年分解いて、解説読みつつ確認し、その場で添削。刑法の授業無くて。
感想:論点知ってる、思い出せる、論証書ける、っていう中大出身者に圧倒される。追いかけて勝てる気が全くしなかったので、冒頭規定説、要件事実思考、法的三段論法、判例志向で時間限り粘る、という作戦を採らざるを得なくなる。結果として大きく合格に寄与。どの科目でも貫いていくことになったし、マニュアルやコンメンタール、判タ判解を参照するという勉強スタイル確立。

3:本試験過去問ゼミ(1年後期~2年後期)
メンバー:6人。
使用教材:過去問、出題趣旨、採点実感、問題と解説、分析本、再現答案
スタイル:新しい方から遡った。1週に1科目1年分。夏休みは2倍。解くコマと検討会のコマ。コマ間に相互添削&勉強。皆の答案を2in1コピーにして一箇所に置いといて、時間あるときに添削する。A4で問題と解答用紙をちゃんと印刷してやった。自分は字が汚いとか書くのが遅いのがネックだったので。
感想:1年の後期から。じゃないと間に合わない笑。とても合格に寄与した。誘ってくれた船橋君には感謝。正直言って最初は議論がかみ合わないことが多かった。論文のレベル的には、全員未完成という感じだった。量が多いけど日本語が、とか。論点は抽出してるけど三段論法が、とか。知識面、理解面でのツッコミや、文字の綺麗さ、日本語としてのつながり(論理性を含む)、、、とかそういう総合的なダメ出し合いをしたという感じ。案外、知識がガッツリあっても論述が不適切だとかある。だんだんみんな書けるようになった気がする。最初からギャップがあるとモチベーションとか
 議論のコマでは、自分は、「出題趣旨・採点実感はこう書いているから」というのに依拠しようとしたものの、そうではない人がいたり、予備校的インプットな人と判例的(首都大的)インプットな人がいたり。採点実感の読み方が違ったり、とかとか色々違った。再現答案の上位合格答案と出題趣旨をバイブルにした。
 個人的には、色々(例えば、「○○が正解なのはわかるけど、試験中どうやってこの論述に辿り着いたの?問題文のドコがヒント?普段の勉強は?あの本に書いてある?」とか「この論証って論理的につながってんの?この結論ちょっと適法の結論有りきでしょ!弁護人ならこういう主張もいいっしょ?(刑訴)」とか、そういう引っ掻き回す質問を多くやった気がする。反対に、「これ以上議論してもしょうが無いからあとで裁判例調べるかー。」とかそういう発言を)やった。多分貢献できたんじゃないかなぁ?
 最初は60分構成、60分書く、っていう感じだったのが、だんだん早く構成できるようになっていった。知識がなかったし。短い時間で書くときも、どこは削ってよくて、どこがダメか。みたいなのを注意した。

※自分は1周終了した段階で離脱した。プレ、までやったのかな。3人は続行し、2周半やったらしい。今思えば、勉強の仕方(判例やコンメ)、がわかるようになっていたので、2周めもやればよかったかなぁとも思う。ただ択一必要だったからなぁ。

4:旧試刑法過去問ゼミ(2年後期)
メンバー:2人。
使用教材:過去問、出題趣旨、柴田過去問本、山口青本、前田判例
スタイル:1年分解いて、検討。出題趣旨がある年度のみ。基本的に「判例ベースで処理するとどうなるか」という視点で統一して、良い答案を目指した。
感想:めっちゃよかった。新試験と旧試験の乖離が最も少ないのが刑法だと先輩から聞いていたので実施(刑訴民訴民法も実はそうなんだけどさ。)。柴口がその時点でほぼ完璧に刑法判例を抑え、論述方法も固く(三段論法)なっていたので、自分がもうすこしレベル低かったら消化不良だったと思う。どう構成するか、どう行為を切るか、というレベルで議論をするようになった。

5:事例で考える会社法(第2版)(2年前期)
メンバー:3人。
スタイル:1回分解いて、その後解説を読む時間をとる。不明点を明らかにする。自分は解説を事前に読んでおいた。
感想:最初は事前に読まずにやったけど、早く1周会社法を回したかったから、先にぐるっと読んで、復習としてゼミをやった。これは成功したと思う。実際、授業とゼミを詰めながらなので、一読しても大体忘れる。答案を書くフェーズが復習になる。

6:遠藤民訴(第2版)(2年前期)
メンバー:3人
スタイル:1回分解いて、その後解説を読む時間をとる。2時間。必ず判例集を持参し、発展問題?はその場で検討。自分は、解説を事前に読んで臨んだ。
感想:内容は普通、、、だった気がする。相変わらず、条文を探して解釈して云々、という部分にフォーカスして解いた。ただし、自分としては基礎演習民事訴訟法を一読していたから吸収できたんだと思う。我妻民訴は消化不良で、伊藤・高橋は読んでたけど、う~む、という感じで。

7:LAW IN CONTEXT(2年後期)
メンバー:3人
スタイル:1回分解いて、その後解説を読む時間をとる。2時間。
感想:既に木村急所を読み、授業もほぼ終わっていたので、問題を読んで条文と法理を選択するのを網羅するという意義があった。
 憲法については、適用違憲と法令違憲の処理の仕方とか、そういう基本的な所が習得できていたために有効に使えた。木村急所を読んでいなかったメンバーもいて、議論が噛み合わないこともあったものの、目的がはっきりしていたので大勢に影響なく大丈夫だった。

8:択一一緒に解くゼミ
メンバー:4人
スタイル:午前中集合して、択一を解くor勉強する時間を共有する。
感想:僕はメンバーの一人がちょっと気になっていたので(笑)、朝早く起きるためのモチベーションになっていた。
 TKCの1回めで普通、2回めで合格圏外、LECの年末答練でも圏外だったので、この時期自習もほとんど択一だったなぁ。

※択一については、過去問を2周半した。時間を区切って、1科目の1年分を解いて、復習する。「なぜこの答えになるのか」を「条文がこうだから」「判例がこう言っているから(ちゃんと判文を読む)」まで読み込む。条文・判例・コンメまでちゃんと裏をとる。「問から解までの論理に一点の曇もない状態=理解」というとある天才(というか変態?東大入試で理系数学満点取った人だから本物の変態なんだと思う)の言葉を信じて、曖昧な肢を含めてちゃんとやった。
 問題と解説、を使っていたので、既述が甘い所が多く、どんどん解説を書き足していった。3周目は2連続で正解したところは除外してやった、80~95%の正答率だった。
 2周目に入る頃には、「論文で問われる論点は択一で既に出ている」という仮説をとっていたので、曖昧な肢については「論文で書くなら?」と想定しながら復習した。
 「肢別を全肢高速で回すメソッド」もあるけど、自分は時間もなく勉強習慣も不安定だったので、「論文の勉強としての短答」というスタンスをとって、じっくり論理を詰めていった。訴訟法会社法の条文も、関連条文、前後条文を見ておくようになる。

9:過去問完成答案作成ゼミ
メンバー:3人
使用教材:再現答案、出題趣旨、採点実感、分析本などなど。
スタイル:締切を定め、分担して答案をWebにアップし、ダメ出ししあう。
感想:自分的にはためになったと思う。2時間で書ける答案、という検討をするために「過足」も削らなくてはならない。結果、「目指すレベルはどれなのか」というのを明確にする効果があった。論述のメリハリをつける時「なぜそのメリハリになるのか」「削り過ぎではないか」などの疑問を持つことになるので。同時に他のゼミもやっていて、それらの勉強をどこまで深めるか、という指針にした。一本でやるにはちょっと不適切かも。

10:どんな問題出たのか確認するゼミ(模試直後)
メンバー:沢山
使用教材:秘密
スタイル:秘密
感想:安心感は得られた。やっぱりいいよね。問題の質も。

11:租税本試験&その他問題ゼミ(授業終了後)
メンバー:5人
使用教材:スタンダード、規範ノート、谷口租税。を片手に、過去問を解く。
スタイル:解いて、検討して、交換添削。
感想:予備試験合格者を含む、今まで答案を見たこと無いメンバーの答案を読むことになったのはよかった。多様な人と自主ゼミを組むべきだなぁ、と思った。主席の答案とか結局見てないし。優秀な方々の答案を読めていたのはとてもよいことであったなぁ。

12:事例研究行政法を解く
メンバー:5人
使用教材:事例研究行政法
スタイル:基本問題を読んできた上で、応用問題を検討しておく。検討回では、司会が答案構成を作って行く。適宜議論。
感想:応用問題については、皆でやらないとやる気にならなかった。基礎演習民事訴訟法もゼミでやれればよかった。。。内容は最高ですね。先生がTMもってるから、適宜先生に聞きに行った。

※演習本系のゼミはこのスタイルor書くスタイルだった。どっちもよかった。