東京ディズニーランド・2024年上半期開催のイベント発表 | The Wonderful World of Disney

 

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを運営する株式会社オリエンタルランドは、お正月イベントと春季イベントの開催を発表しました。

 

【お正月イベント】

ニューイヤーズ・グリーティング

開催期間:2024年1月1日(月)~1月8日(月)

開催パーク:東京ディズニーランド・東京ディズニーシー

 

 

プレスリリース:

https://www.olc.co.jp/ja/news/news_tdr/20231031_01/main/0/link/20231031_1.pdf

 

【春季イベント】

ディズニー・パルパルーザ

第1弾:2024年1月10日(水)~3月19日(火)

第2弾:2024年4月9日(火)~6月30日(日)

開催パーク:東京ディズニーランド

 

 

プレスリリース:

https://www.olc.co.jp/ja/news/news_tdr/20231101_02/main/0/link/20231101_0.pdf

 

プレスリリースより引用

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“パルパルーザ”のパルは「仲間」、パルーザは「みんなで盛り上がるパーティー」という意味から組み合わせた言葉で、「仲間と一緒に、はしゃいで、遊んで、最高に楽しめる」をコンセプトにしたスペシャルイベントシリーズです。シリーズ第1弾は、「ミニーのファンダーランド」。“ミニーマウスが夢に描いた大好きなものでいっぱいのファンタジーな世界”をテーマに、ポップでキュートな世界に様変わりしたパークをお楽しみいただけます。

 

「ミニーのファンダーランド」では、新たなエンターテイメントプログラム「ミニー@ファンダーランド」を公演します。ミニーが思い描く、かわいくポップで、そしてちょっと不思議な世界をテーマに、とびきりキュートなコスチュームを身にまとったミニーや仲間たちが登場します。

 

また、エントランス前のミッキー花壇はミニー花壇となり、シンデレラ城正面のプラザや一部のレストランなどパークの随所にミニーをイメージしたデコレーションが施されます。このほかスペシャルグッズやスペシャルメニューも販売します。


さらに、ディズニーホテルでは「ミニーのファンダーランド」をテーマにした客室とスペシャルメニューを、ディズニーリゾートラインでは限定デザインのフリーきっぷを販売するなど、東京ディズニーリゾートⓇ全体にミニーが大好きなポップでキュートな世界が広がります。

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お正月イベントはさておき、40周年を迎えた東京ディズニーランドでのグランドフィナーレイベントがくるかと思いきや、まさかのミニーのイベントの開催ということで、少し意外な展開となりました。また、春休みシーズンで混雑が集中する3月下旬~4月上旬はイベントを空けて、4月~6月に第2弾の開催が予定されていることから、40周年のグランドフィナーレとTDLでのイースター・七夕イベントを開催しない可能性が高いことが読み取れます。

 

直近の周年イベントとして30周年と35周年は、それぞれグランドフィナーレでデイパレードでの停止版が披露されています。その他、スペシャルメニューやグッズの展開があったりと、周年イベントの終盤には少しテイストを変えてくる流れが続いていました。現時点で発表されているのは「モーメンツゴーラウンド」という組み立て式のグッズくらいで、40周年終盤で何か演出を変えるようなことは明かされていません。グッズを発売するだけなら、フィナーレを大々的に出す必要もありません。

 

また、非公式ながらイースターワンダーランドのパレードフロートは解体されていることが目撃されていることと、パルパルーザ向けのパレードフロートを新造していることから、完全にイベント自体が置き換えられるとみて良いでしょう。出たしてもグッズ程度かと思われます。パルパルーザ第2弾の内容が発表されていないのでまだ分かりませんが、ミニーのイースターワンダーランドのようなネーミングでイースター要素を詰めてくる可能性はゼロではありません。

 

2020年以降、1月~3月は「ミニーマウス」が主役のスペシャルイベントが立て続けに開催されており、ミニーマウス好きにはたまらない一方、全体的に女々しいとか子供っぽい雰囲気となるパークになっているのが少し残念に思うところです。メインターゲットがそういう客層ですからそれらに該当しない層は蚊帳の外というのは今に限らず。なお、第1弾はミニーマウスですが、第2弾はどのキャラクターに焦点が当たるかは分かっていません。デイジーダックやクラリスあたりがきそうな予感はしますが、6月にはドナルドダックのスクリーンデビュー日がありますからその可能性も否定できません。ミッキーとドナルドに関しては90年代にそれぞれ単独のスペシャルイベントを開催しているため、フォーカスがあたるとしたらこれら以外のキャラクターではないでしょうか。

 

そして、世界で唯一海をテーマにしたディズニーパークこと東京ディズニーシーでは、ファンタジースプリングス開業に向けてなのか、お正月のイベント開催以外は発表がなく、ダッフィーを買うために入店料10000円が必要なパークへと化しているようです。メディテレーニアンハーバーのハーバーは海ではなく水溜まりなのでしょうか...。ここまで何もやらなくても集客できてしまうんですから、期待も希望もありません。それが今の入園者のニーズであるなら、適切なマーケティングの表れです。日中の水上ショーがないなら...と思う一方で、中途半端なクオリティで開催されるくらいならやらない方がマシな気がしてきました。