東京ディズニーシー・ビリーヴシーオブドリームス、鑑賞エリア情報のお知らせ | The Wonderful World of Disney

 

2022年11月11日に東京ディズニーシーでスタートする新ナイトエンターテインメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」において、鑑賞エリアに関するお知らせがありました。

 

 

 

リンクURL:

https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/believe/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=221104_pr01

(上記リンクより一部スクリーンショットにて画像を引用します)

 

ショーは4種類の方法で鑑賞することができ、下記に分かれます。

・東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(有料プラン)

・ディズニー・プレミアアクセス(有料 \2,500)

・エントリー受付(無料・抽選による選定)

・自由席(無料・上記エリア以外)

 

 

具体的には、公式ホームページよりスクリーンショットを引用して説明すると、混雑が予想される日に設定される「Aタイプ」とそれ以外の該当日に設定される「Bタイプ」に分かれます。(せめてキャラクター名をタイプ名にしたりしませんかね...)

 

 

 

Bタイプを基準に見ると、Aタイプではエントリー受付の枠が減らされ、変わりにディズニープレミアアクセス対象エリアが増えるような形になるようです。車いす利用の場所はどちらでも変わりません。

 

現地では既に番号指定のマーキングがされており、コロナ前の鑑賞スペースとほぼ同じくらいの間隔となっているとの情報でした。このシールがある場所は原則座り見ということが予想されます。

 

 

 

対して、下記のQ&Aのページによると、ディズニープレミアアクセスは基本的に「立ち見」(エリア内は自由に移動可能)という一文があります。

 

 

バケーションパッケージを含む一部エリアでは座り見になっていますが、正直座り見だと最前列であっても柵が邪魔するので決して良い眺めとはならず、また前の人との間隔も狭いので、座高によっては非常に見えづらくなることが予想されます。もちろん、角度によってはホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングが見えないというデメリットがあります。

 

なお、バケーションパッケージのショー鑑賞代を算出すると6000円となっています。これに対し、2500円で課金できるディズニープレミアアクセスはエリアによって立ち見で見ることができるので、バケーションパッケージよりも視界を確保することができるようです。これには少し驚きました。ただ、実際にどの場所でどのように見えるのかといったところはショーが始まらないと分からないため、鑑賞場所に迷われている方はしばらく様子見した方が良さそうです。

 

 

ちなみに課金なしで観れる自由席(一般エリア)はおおむね下記の6か所になります。

・上記エリアの後ろ側(一部除く)

・ポンテ・ヴェッキオ(橋の上)

・ガリレオ船横(旧5番)

・ガリレオ船内

・フォートレス・エクスプロレーション(バケーションパッケージ指定エリア以外)

・ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ(橋の上)

 

これ以外の場所は、建物等が死角になるため、まともに見ることはできません。ただ、観る場所によっては少し距離がある形になりますが、ホテルミラコスタに投影されるプロジェクションマッピングが見やすいという利点はあります。どこならきれいに見えるかは、公演が開始してから分かることです。1つ言えるのは、座り見で観てきれいに眺めることはできないと思った方が良いです。確実に立ち見で鑑賞し、少しでも視界を確保することがこのショーをきれいに観るポイントになります。

 

ちなみに、このブログで取り上げた「カイトポジ」と称した場所は、車いすエリアになってしまったため、一般の方が鑑賞することはできない部分があるようです。まぁ、リドアイルが死角になりますし、柵がある関係で目線を落とした状態では、まともに観れないと思いますが...。

 


 

一応、参考までに...

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一般エリア候補①

<ポンテ・ヴェッキオ>

東京ディズニーシー入って左手に位置する大きな橋「ポンテ・ヴェッキオ」。バージの入退場からハーバー全体を見渡せるポイントで、場所によっては屋根があったりミニバルコニーみたいな感じで出っ張った箇所があったりします。とにかく見晴らしが良いのと、陸上ポイントも確認できることから、個人的に水上ショーを最初に見る場所に選びます。唯一のデメリットはハーバーの中心から少し距離があるので、キャラクターを撮影するには遠くなってしまうため、全体をまんべんなく観たい(細かいところにこだわらない)人や全体のフォーメーション等の確認したい人向けになるでしょう。ショー全体を横から見る形ですね。橋が横に長いので、ホテルミラコスタ側に近いか火山側に近いかで景色が大きく変わります。上の写真は、PHOTO SPOTという看板がある場所、リメン・ブランツェというお店があるあたりから見た光景です。

 

一般エリア候補②

<ガリレオ船横(旧5番)>

ポンテ・ヴェッキオとガリレオ船の間に位置する上陸ポイント。ダンサー出演者および一部常連客の間では、ポルトやミシカなどのハーバーショーにて「5番」と呼ばれていた場所です。水面に近い角度でハーバーを見渡せるポイントですが、ショー中はバージの動きによってホテルミラコスタへのプロジェクションマッピング投影が遮られる可能性が高いため、全体をなんとなく観たい人、特定のバージや水上バイクの撮影を中心としたい人向けのように思えます。なお、ポンテ・ヴェッキオよりもハーバーの中心が遠いので、望遠レンズが必須となります。(肉眼だとかなり厳しい場所です)

 

一般エリア候補③

<ガリレオ船>

アトラクション施設「フォートレス・エクスプロレーション」内にあるガリレオ船。水面に近い角度で、そしてさらにハーバーの中心に近づいて観れるポイントです。デメリットはハーバーの中心から少し右側に向いた形での鑑賞になるのと、ガリレオ船内にある大砲の関係で10人くらいしかまともに観れません。そして、土休日を中心に小さいお子様が大砲で容赦なく遊ばれるので割とストレスが溜まります(個人差あり)。写真にも写っているように左側にスピーカーがあるので、バージの入退場を含むハーバーの左側が見えないことになるため、ショーでは全体における中央から右側の光景しか観れないと思った方が良いです。この場所は、ショーの演出を踏まえるとあまりおすすめしません。

 

一般エリア候補④

<カーゴ・プレイグラウンド>

アトラクション施設「フォートレス・エクスプロレーション」内、ガリレオ船の左側に位置する「カーゴ・プレイグラウンド」という場所です。カーゴは積み荷を指します。こちらもまともに観れるのは10人程度と少数ながら、ハーバー中央を正面に見える場所です。ハーバー全体が見えますが、写真にも少し写っているようにガリレオ船の船首が視界を遮ってしまうのが難点です。また、左右がそれぞれ障害物となってしまうので、ショー全体をトリミングする形で観れるポイントと言った方が良いでしょう。バージのフォーメーションの関係で、ホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングは雰囲気程度に観れるように思えます。

 

一般エリア候補⑤

<ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ>

最後に全体を見渡せるポイントとしては、フォートレス・エクスプロレーションとミステリアスアイランドの間にかかる橋「ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ」があります。こちらは真下がトランジットスチーマーラインの航路となっています。こちらも横に並ぶと20人も観れないポイントですが、おおむねハーバー全体が見えるポイントです。この位置よりも左手(ソアリン側)に行くとスチーマーラインの乗船場が視界を遮ってしまうので、バージの出入りを観たいという人以外は選択肢に入らないと思います。

 

補足までに、フォートレスエクスプロレーションは、水上ショーとしては初めてバケーションパッケージ専用エリアが設けられ、ハーバーが見渡せる高台へは立ち入ることができなくなりました。ファンタズミック!での経験則ですが、上から見下ろすことで全体を観ることができる一方で、今回のショーは中央のバージがかなりの高さのものになるので、ホテルミラコスタへのプロジェクションマッピングと合わせると位置的に映像が被ることが予想されます。そのため、全体を見渡せて、バージの映像も観れて、プロジェクションマッピングも楽しめる場所は、「ポンテ・デレッラ・フォルテッツァ」の方がきれいに見えると思います。ただ、ショーの進行を踏まえると裏側になってしまうのが1つ難点です。橋の柵があるので、背の高い方であれば腕をついて撮影できます。

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バージのフォーメーションなどを踏まえると個人的に最初は「ポンテ・ヴェッキオ」で観る場所に選びます。また、パーク外という点ではホテルミラコスタ内の「オチェーアノ」というレストラン(コース)利用で開放されるテラスから観るのが最も全体をまんべんなく観れる場所と予想しています。なるべくまんべんなく観たい!となると位置的にもこの2択になります。逆にエントリー受付やディズニープレミアアクセスはホテルを背にして観る形になるので、横目に見える程度でしょう。ショーが始まれば各ポイントからどのように観えるかは分かることですので、ディズニーを利用して稼がれているブロガーやYouTuberといった方のまとめを参考にすれば良いかと思います。1つ言えるのは、ショーの進行はミッキー広場(東京ディズニーシー入って正面の場所)に向かって繰り広げられるので、初見で観るのであれば多少課金してでも鑑賞するのがベストかと思います。

 

なお、このショーは11/11からスタートですが、スニークプレビューとして11/7(月)のプレ公演が予定されているとの情報が入っています。これは、11/8からクリスマスイベントがスタートする予定ですが、前日にプレス(報道関係者)を招いているため、合わせて公演を実施するものと思われます。また、ヴェネツィアン・ゴンドラやトランジットスチーマーラインの運営情報からも、夜間には運営を行わないことが分かっています。基本的に東京ディズニーの新ショーは、ショーの最終確認と報道関係者へのアピールを兼ねてスタート日の前日にスニーク公演が行われる傾向にあります。ビリーヴ自体が、クリスマスのスニーク日に近いスタート日であり、近い日にプレスを招いているなら普通はまとめてやるでしょうから、勘の良い方は気づかれていましたけどね。9日はNTT docomo(ahamoキャンペーン当選者)の貸切営業、10日はスポンサー招待客を招いた公演、11日初日は特別ゲストMISIAさんを招いたスペシャルグリーティングが予定されています。

 

 

※本記事で掲載した写真は、11/1~西武池袋線・池袋駅・1F改札口前に掲示されている広告を載せました。週末近くを通られる方は寄り道してみてはいかがでしょうか。

 

 

画面に流れていた映像は、CMおよび公式YouTubeで流れているものと同じでした。

これをネタバレと呼ぶ方はSNSをやらないと良いですよ(笑)

 

 

あと、このショーは、登場するディズニー映画を観ているのか、そうでないのかで大きく変わってきます。当然ながら、ディズニー映画のワンシーンを随所に取り入れているので、観ていないとただ綺麗でつまらない内容になります。特にリメンバーミーに関しては、映画のネタバレになる要素を含むので、必ず観ておくことを強くおすすめします。

 

・ピーターパン2

・アラジン(アニメーション版)

・塔の上のラプンツェル

・リメンバーミー

・リトルマーメイド

・モアナ

・アナと雪の女王2

 

アトラクションでもそうですが、例えば一般層にはタートルトークが人気ですが、肝心のクラッシュがどの映画にどういうキャラクターで登場しているかを知っている方はそう多くはいません。非常にもったいないです。キャラクターの個性を把握する意味でも、映画のストーリーを知っているだけでも楽しみ方は何倍も変わってきますので、まだ観たことがない方はお近くのレンタルショップなり、ディズニープラスなどであらかじめチェックしておきましょう。東京ディズニーランドも東京ディズニーシーも、ただの遊園地ではなく、建前上は「テーマパーク」ですので。