Shanghai Disneyland - 28 (Peach) | The Wonderful World of Disney
 
Happy Chinese New Year
 
 
2017年1月28日に中国で春節を迎え、上海ディズニーランドでもイベントの一環でスペシャルプログラムや装飾が展開されました。実は年始に上海ディズニーランドに行ったばかりですが、格安航空会社「Peach」の予約が取れましたので、宿泊が発生しない弾丸旅行を決行しました。当初は、中国に留学する友人と遊ぶ予定だったのですが、急遽スケジュールが合わなくなってしまったため、AKIRAの一人旅となりました...。ですが、一人だからこそ回れたり発見できたことがありますので、そうした点も交えて記事をまとめていきます。
 
前回の続きみたいなところもあるので、上海ディズニーランドに到着するまでの部分もこの場で紹介していきます。
 
 
今回利用したのは、関空を拠点としている日本の格安航空会社「Peach Aviation」です。個人的にはエアピーチと呼んでいます。記事を投稿した時点では、羽田-上海間が週5で運行されています。同じく、関空からも曜日指定で運行されています。沖縄と関空であれば、香港にも飛んでいます。詳しくは、Peachのホームページでご確認ください。
 
今回は、金曜日の仕事帰りから一度家に帰って支度した後、羽田空港まで直行しました。とはいえ、行きのMM1079便が出発するのは、日付が変わった2:10です。
 
 
飛行中は寝るだけなので、座席も指定せず、手荷物はカメラが入ったリュックだけでしたので追加料金は一切かかっていません。行きは窓側の座席、帰りは通路側の座席だったので特に不満はありませんでした。一人で利用する場合はどこに座っても同じですが、二人以上で利用する場合は座席がバラバラにならないよう、オプションをつけてでも座席指定をした方がいいのかなぁって気がします。
 
Peachの評判としてマイナスなイメージがあるのが、「定時運行率の低さ」です。行きは2:10発でしたが、出発は2:30を過ぎていましたし、帰りも50分以上待たされた上で出発しました。事前に耳にしていたのである程度覚悟していましたが、帰りの便の出発遅れは睡魔との闘いにもなるので、体力的にも少しきつかったというのが個人的な感想です。利用客の8割ほどが中国人の利用だったので、LCCならではのルールの周知が行き届いていないor伝わっていないのも現状なのかなぁって気がします。
 
 
羽田空港では日本人、上海浦東空港では中国人のグランドスタッフによるチェックインでした。後者ではカウンターを見た限り日本語が話せるスタッフはいなかったのも、格安航空会社ならではなのかなって感じです。Peachの利用規約さえ守っていれば、パスポート提示と荷物の個数確認さえクリアできればチェックイン完了です。キャビンアテンダントは行きも帰りも日本人でした。
 
 
上海浦東空港には、定刻4:55から20分遅れの5:15に到着しました。到着は73番ゲートで、入国審査場が目の前のゲートでした。他国からの早朝到着の便もあってか、入国審査場通過に20分ほどかかったのですが、それ以外気になることはありませんでした。今回荷物は預けていないので、手荷物受取レーンの横を通過することに若干の違和感を感じたくらいです(笑)
 
到着ロビーでは早朝にも関わらずSTARBUCKS COFFEEだけが唯一営業していました。
 
 
それ以外のお店や案内所などの施設はクローズしています。そして、気になるのが移動手段の検討です。この時点で5:45、この日の上海ディズニーランドの開園時間は9:00なので、どうしても時間が余ります。タクシーで行けば30分ほどで到達できるので、8:00開園であればタクシーという選択ですが、ちょうどいい時間にメトロの始発がありましたので、節約と時間調整も兼ねてメトロで行くことにしました。
 
メトロにはいろいろとトラウマが残っていたのであまり使いたくはなかったんですけどね(笑)
 
 
Peach到着後であれば、メトロの始発でちょうどいいくらいかもしれません。マグレブは1時間遅い出発ですが、メトロで行くのに比べて15分ほど遅く到着するだけの時間しか変わりません。
 
また、帰りの便(MM1078便)が出発1:25なのですが、メトロやマグレブでは22時よりも前に空港に到着していないと途中駅で足止めを食らいます。なので、現地を20:30よりも前に出れない場合は諦めてタクシーという選択になります。少し節約するのであれば、途中駅まで行ってから頑張ってタクシーを捕まえるという方法もありますが...。
 
 
上海浦東空港から上海ディズニーリゾートまでは、メトロ2号線(またはマグレブ)、16号線、11号線の3路線を使ってぐるっと迂回するように移動します。タクシーを使っても、迂回しないとたどり着けません。近い将来、メトロ11号線が空港まで延伸するらしいので、開通したら手頃な値段で行けるかと思います。
 
ちなみにタクシーだと約120元で所要時間約30分、メトロで行くとたった7元で済みますが所要時間約90分かかります。
 
 

 

 
Peachが到着する第二ターミナルから進んで右手にマグレブ、左手にメトロの改札・切符売り場があります。
 
 
上の写真ですと、左手から来ることになります。写真の中央に自動券売機があり、行き先をタッチしてお金を入れると磁気カードが出てきます。自動券売機のすぐ隣にもスタバがあり、こちらも営業していました。
 
 
中国ではスタバでケーキを売っていました。ホールでも買えますし、バラでも買えます。
 
 
 
上海メトロの切符は磁気カードで、乗る駅の改札でかざし、降りた駅の改札で差し込み口に挿入すると回収される仕組みです。
 
 
始発が6:00と表記してありましたが、実際に始発が出発したのは6:07でした。このメトロ2号線には一つのトラップがあります。それは、空港から出発した列車は、途中「Guanglan Road」という駅までしか行かず、その後すぐ折り返して再び空港に戻ってしまいます。これを知らないとかなり時間のロスにもつながるので、注意したいところです。
 
 
この「Guanglan Road」に到着したのが6:41、対向ホームに停車していた列車が出発したのは6:42でした。朝の時間帯とはいえ、この駅から乗った列車は通勤列車並みに混んでいました。
 
 
ここから3駅進んだ「Longyang Road」という駅で乗り換えとなります。マグレブが到着するのもこの駅です。到着したのは、6:52でした。
 
 
メトロ2号線は地下ホームに到着するので、そこから高架ホームにある16号線に移動します。改札内で移動可能なので、看板通りに進むだけでたどりつけます。
 
 
 
ここから2駅進んだ「Luoshan Road」という駅を目指します。乗った列車は7:01に発車し、7:08に到着しました。
 
 
乗り換えのエスカレーターを降りると11号線のホームです。
 
 
11号線は、7:14に出発し、目的地Disney Resortに7:25に到着しました。乗り換え時間によって多少前後しますが、空港からメトロだと90分近くかかります。
 
 
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メトロ11号線では、春節イベントに合わせたラッピング車両が運行されていたようです。さすがに遭遇はしませんでしたね...。
 
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エスカレーターを昇れば、そこは上海ディズニーリゾートの玄関口です。
太陽も出てきていい感じになってきましたよ。
 
 
夜は駅舎の屋根がライトアップされていて幻想的でした。
 
 
 
~余談~
今回の旅行では、WiFiルータは借りず、Docomoの海外1dayパケを利用しました。3月までは中国とその他一部地域で通信量の制限を設けないキャンペーンをやっていたのも決め手でした。

当初は、SMSの受信を目的とし、そこからパーク内で飛んでいるGuest WiFiをキャッチして通信を試みるのが狙いでした。事前にDocomoのお客様センターに問い合わせても現地の通信状況や通信規制に関しては会社として把握していないという残念な結果しか返ってこなかったので、自分で確かめることにしました。

結果から言うと、中国の通信回線を経由すると中国のファイアウォールの規制には引っ掛からず、SNSやインターネットを利用することができました。ただし、一度の通信(Twitterだとツイート読み込み)を行うと数分ほどレスポンスが返ってこなかったため、かなり不便を感じました。おそらく中国から日本への通信に時間がかかっているのかなぁって気がします。
 
 
現地からのツイートは一通り反映されていたので、特に問題はなかったのですが、スムーズに通信できなかったことを考えると、今後利用するかどうかは要検討です。私が使ったプランでは通常30MBを超えると速度制限がかかります。1時間に1度ほどツイートを読み込んだり、写真をツイートして18時に30MBに達した通知を受け取りました。今後も30MBの制限がなければ利用を検討しますが、キャンペーンがなかったら個人的には利用しないかなぁって感じです。