Shanghai Disneyland - 12 (Adventure Isle) | The Wonderful World of Disney

Adventure Isle

 

 

各国のディズニーパークの「アドベンチャーランド」に相当するエリアです。文字通り「冒険」がテーマになっています。

 

 

後ほど紹介する「Soaring Over the Horizon」と「Roaring Rapids」という人気アトラクションが2つあるせいか、4つあるファストパス発券所併設のGuset Servicesの中で最も混雑します。

 

 

上の写真はエントランスゲートがオープンしてから5分後なのでまだ人が少ないですが、特設レーンが設けられるほど、長蛇の列となります。TDRでいうトイマニのFP発券列を想像していただけたらと思います。

 

私の体験談というかアドバイスとしては、朝一にここで発券できるアトラクションのファストパスが取れるかどうかで、上海ディズニーランドを効率よく回れるかが決まってきます。現地の方々も開園早々向かう先はこの発券所です。特に夏の暑い時期は「Roaring Rapids」に人気が集中する傾向にありそうです。

 


Soaring Over the Horizon Presented by China UnionPay

 

 

ディズニーランド特集でもお伝えした「Soarin' over Carifornia」の上海版で、Soarin'の名曲とともに、世界中の名所を飛んで旅します。アドベンチャーアイルの奥地にあり、おそらくパークエントランスから最も遠いアトラクションかと思います。滞在した6/16にスタンバイ、6/17と6/18はファストパスで利用しました。

 

 

右手に見える列はすべてスタンバイの列で、外まで伸びているときは三ケタを超えます。このときは150分待ちです。6/16はどうしても乗りたかったのでスタンバイで利用したのですが、とにかく進むのが遅かったです。アトラクションとしては中の回転効率が悪いだけなのですが、このアトラクションは必ずファストパスを利用することを強くおすすめします。私の教訓を活かしましょう!

 

 

アトラクションのスポンサーである「UnionPay」は上海ディズニーランドすべてのレジで使えるカード会社です。基本的にはJCBも使えますが、一部のお店では使えません。よほど心配な方や市内観光をされるという方は中国へ行く前に「UnionPay」のカードを作成しておくと万が一のときに効力を発揮するでしょう。

 

 

アトラクションの外観は、遺跡をイメージしており、Q-ラインを進むと天文台にいるかのような星空の広がる空間へとつながっています。

 

 

 

ゲストは途中スタンバイとファストパスで合流した後、二手に分かれます。これはシアターが2つ存在するからです。プレオープンの際は、片方しか稼働していなかったので、200分を超える待ち時間が発生したそうです。

 

どちらかに進むとさらに3つの部屋に分かれます。スクリーンに向かって左が1、真ん中が2、右が3の部屋です。そして、その部屋の中には3列用意されています。

 

通された部屋には、モニターがあり、アトラクションのストーリーや乗車の際のお願いについての映像が流れます。どういうストーリーか中国語を理解できないと展開を把握できないため、この場では割愛します。

 

 

 

この先は、1番の列から順にライドまで案内されます。

 

 

 

座席はこんな感じで、リフトのように足が宙に浮くスタイルになります。DCAやEPCOTにある「Soarin'」と同じです。2列目と3列目はライドの構造上、前の列に座ったゲストの足が見えてしまいます。

 

 

唯一違うのは、アトラクションが天文台から出発する点で、目の前のスクリーンには星空が映し出されています。

 

飛び立つとすぐ、雲の上まで上昇します。

 

 

 

そして目の前には、スイスの名峰「マッターホルン」が!

「Soarin'」の名曲が心に響きます。

 

 

上空の雲にぶつかると、次はグリーンランドへ!

 

 

 

海の中からクジラが飛び出してきて、水しぶきの勢いで次のシーンに移動です。

 

 

 

 

水しぶきを抜けるとオーストラリアのシドニーハーバーです。

 

 

突然セスナが接近してきてシーン転換です。

 

 

こちらはドイツの「ノイシュヴァンシュタイン城」です。ディズニーランド・香港ディズニーランドにある「眠れる森の美女の城」のモデルにもなった有名なお城です。こちらはディズニー好きならピンときますね!

 

 

 

 

風に吹かれて次のシーンへ!

 

 

アニマルキングダムのモデルにもなったタンザニアのキリマンジャロ国立公園です。ここでは、草木の香りが漂ってきます。

 

 

象さんが土埃を舞い上がらせると次のシーンへ!

 

 

 

中国と言えばの名所「万里の長城」。

 

 

 

凧揚げしている人の凧がぶつかって次のシーンに飛びます。

 

 

 

砂漠を抜けた先にはエジプトのピラミッドが!

 

 

 

続いては、インドの「タージマハル」。ここでも草木の香りが漂ってきます。

 

 

次はアメリカ!

 

 

気球が飛ぶアメリカ・ユタ州にある「モニュメントバレー」です。

このシーンを見て私は気付いてしまいました。そう、東京ディズニーシーにもオープンする発表があったコンセプトアートでこの場所を飛んでいることを!まさかそんなことはないよね...。

 

 

 

ここは少しマイナーな、南太平洋にあるフィジー共和国のラウ諸島です。

(AKIRA調べました...)

 

 

 

シーン転換して川を下るとそこには、世界最大の滝とも言われる「イグアスの滝」に!

 

 

 

ここを抜けると見覚えのある街へ!

 

 

ライトアップされたフランスの「エッフェル塔」です!

思い返せば7ヶ月前に行ったわ...(笑)

 

 

そして、ラスト!

 

 

テレビ塔を横目に、上海市内の上空へ!

 

 

カウントダウンを思わせる花火が次々に打ち上がります。

 

 

 

 

最後は打ち上がった花火に押し出される形で、元の場所に戻っていきます。

 

このアトラクションに乗ったときは、上海でもあのソアリンに乗れた!!という感動があったのですが、6/16にグランドオープンした翌日の6/17、カリフォルニア・アドベンチャーとフロリダ・エプコットの2か所の映像の内容が変わったという情報が入りました。どう変わったかというと最後のシーン以外は3か所ともに共通となっています。DCA版がディズニーランド上空、EPCOT版がエプコット上空、上海版が上海市内上空を飛んで、最後花火が打ちあがるという展開です。上海版に初めて乗ったときはかなり感動できたのですが、アメリカも映像が同じという情報を知って、ちょっとがっかりしました。

 

東京ディズニーシーにも2019年にオープンするとのことですが、すでに発表されたプレスリリースのコンセプトアートが、このアトラクションのワンシーンを飛んでいることに加え、オリエンタルランドの株主総会にて、最後のシーンだけオリジナルの映像を加えることが分かっています。最後のシーンは東京ディズニーランドの上空を飛んで終了または東京スカイツリー周辺を飛んで終了という展開が予想できます。メディテレーニアンハーバーから飛び立ってスカイツリーの隅田川花火大会がゴールだったら笑ってあげましょう(笑)

 

乗り終わって出口に向かう途中気になる人が...

 

 

スクリーンの左右には、キャストが監視の目を光らせているようです。スキーのリフトのように足元が完全に宙に浮くので、落下物とかもあるのでしょう。

 

 

出口までの道には、アトラクションで訪れた場所や地域のポスターが飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パワーアップしたソアリンを、是非一度体験していただきたいです。私の中では癒し系ディズニーアトラクションの中でトップ1がこのソアリンというアトラクションです。怖い要素はないので、身長制限に達したお子様からご年配の方まで楽しめること間違いなしです。

 

私の独自の調査になりますが、上海ディズニーランドで最も人気の高いアトラクションとなっています。というのも、このアトラクションだけずば抜けて待ち時間が長くなる傾向にあります。収容できる人数も限られていることに加え、1回のフライトやその前後の乗り降りを含めると5分以上は動かないので、単純にアトラクション全体の回転効率が悪いのかもしれません。なので、朝一でファストパスを取得するか、朝一でスタンバイで乗車することをおすすめします。

 


Roaring Rapids

 

 

急流下りをテーマとした、ずぶ濡れタイプのアトラクションです。降りかかる水の量はそれほど多くはないのですが、ボートの下から浸水してくる水が多いため、下半身がぐっしょりやられます。特に靴を履いて乗るのは暗黙のタブーな気がします。このアトラクション利用のためにサンダルを持参したり、ホテル宿泊しているのであれば、一度ホテルに戻って着替える覚悟が必要です。上海は日本よりも湿度が高い傾向にあるため、日差しが出ていてもなかなか乾きにくいです。TRONと同様、3時間まで預けられるロッカーが併設されています。

 

 

現地の方でもレインコート率が高かった印象です。トロピカルスプラッシュと同様、座った座席によっては下まで浸水しますので、覚悟の上で乗車あれ!

 

 

6/16~(配布終了日は不明)は乗車したゲストに、「First Guest Card」が配布されました。このカードが配布されたアトラクションはこれまで特集でお伝えした4つです。

・TRON Lightcycle Power Run Presented by Chevrolet

・Peter Pan's Flight

・Pirates of the Caribbean - Battle for the Sunken Treasure

・Roaring Rapids

いずれもイマジニアが力をいれて製作されたアトラクションのように思えます。

 


Happy Circle
映画「ライオンキング」よりティモンとラフィキ、映画「ジャングルブック」よりキングルイとバルーに会えるグリーティング施設です。時間ごとに2匹ずつローテーションしているようです。今回はティモンとラフィキに会えました。

 

 

 

この2匹とグリーティングしたのは、かつて訪れたアニマルキングダム以来ですかね。滞在期間中は閉園時間までやっていました。夜になると訪れる人が少なく、キャラクターも暇を持て余していましたよ!(笑)