Tomorrowland
ディズニーランドではお馴染み、未来をテーマにしたエリア「トゥモローランド」です。2016年というまさに「今」の時代からみた「未来」がテーマとなっています。世界のディズニーランドで唯一違うのは、エントランスから入って左側に位置しているという点です。東京ディズニーランドでも入って右側にあるのがトゥモローランドです。そのため、他のディズニーランドに慣れていると場所の感覚が混乱します。
このエリアは桟橋ような2階のデッキ部分と1階の2層構造になっています。エリアのシンボル的存在の「TRON」と書かれたトロンをテーマにした大人気アトラクションは2階部分に、ファストパス発券所は1階部分にあります。
上の写真の中央にある、ガラス張りの屋根(柱で隠れている部分)にGuest Services(インフォメーション)があります。トゥモローランド内のアトラクションの待ち時間やエンターテーメントの情報がここで分かります。それと同時に、上海ディズニーランドより初めて導入されたファストパス発券所があります。このエリアでは、「TRON Lightcycle Power Run」と「Buzz Lightyear Planet Rescue」の2つのアトラクションがファストパスに対応しています。ファストパスの発券は、この発券所でしか発券することができず、直接アトラクションの入り口に行ってもファストパスを発券できる機械は用意されていません。ここが上海ディズニーランドを攻略する一つのポイントになってきます。つまり、この発券所の存在が分からないとファストパスが発券できないというオチが待っています。上海ディズニーランドの地図を頭に入れることはもちろんのことですが、この発券所は最低でも把握しておく必要があります。
一応手順をメモっておくと、
①画面右下の「ENGLISH」を選択する
②「ENGLISH」を選択すると、表記が英語に変わる
③チケットのQRコードをスキャンする
④取得したいファストパスを選択する
⑤選択したファストパスが表示されるので受取口からファストパスを回収する
といった手順で発券できます。当然ですが、アトラクションの選び間違いは自己責任になり、変更は一切受けつけてくれません。ちなみにファストパス発券所は、トゥモローランド、ファンタジーランド(2か所)、アドベンチャーアイルの計4か所にあります。
TRON Lightcycle Power Run Presented by Chevrolet
トロンをテーマにした上海ディズニーランドオリジナルのアトラクションです。世界のディズニーパークでも初めて、バイクの形をしたジェットコースターであり、ゲストはバイクと同じようにまたがった状態でライドに乗ることになります。小島よしおの「へたこいた~」のときのポーズに近い状態で、膝をついてまたがる態勢となり、背中からガードのような安全バーで体を固定されます。
写真を見ても分かるように、荷物を乗せて乗ることができないため、スタンバイ・ファストパスに限らず、3時間まで無料で使えるロッカーに預けることになります。操作端末の写真は撮り忘れましたが、以下の手順で貸し出されます。
①英語の国旗ボタンを押す
②「\0」と表示されたボタンを押す
③暗証番号4ケタを入力する
④再度暗証番号4ケタを入力する
⑤画面に貸し出された4ケタのロッカー番号が表示され、レシートのような紙が印字される(1回だけレシートが出なかったので、紙にメモした)
⑥対象のロッカーに行き、暗証番号4ケタを入力し、Enterを押す
~
⑦返却時は、開けた状態で返却ボタンを押します
⑦の手順を踏まずに返す人が多くみられ、混雑時は貸し出されるロッカーが満杯となるケースに遭遇しました。どこかが空かないと貸し出されないため、ファストパスであっても時間に余裕をもって行く必要があります。ロッカーがある関係でファストパスの時間をちょっとだけ過ぎても許してくれますが、キャストに英語が通じないと時間オーバーとみなされてしまいます。
ライドには、メガネや携帯電話が入る小物入れが用意されています。ポケットに物が入っている状態でも乗れますが、メガネは外すように言われます。残念ながらライドにカメラを持ち込めない関係で、建物内の様子は省略します。ただ、いえることは、かなり力が入った装飾であったということですかね。
TRONはかなりこだわりを感じるコースターライド!初見なら絶対楽しめる。 pic.twitter.com/9drkOV70Rc
— AKIRA (@d_l_akira) 2016年6月16日
ちなみにですが、上海ディズニーランドで最初に取ったファストパスはこのアトラクションでした。そして、味をしめたAKIRAは、滞在した3日間毎日乗りました(笑)
きちんと確認したわけではないので、一編成だけバイクのようにまたがずに座席に座って乗れるようです。おそらく車イス利用のゲスト向けに用意されているのかと思います。英語が通じればの話ですが、申告すれば乗せてくれるはずです。
6/16に乗車したゲストにだけ、出口でFirst Guest Cardが配布されました。
Buzz Lightyear Planet Rescue
最新技術が取り入れられた「バズライトイヤーのアストロブラスター」です。レーザー銃で的を撃つことに変わりませんが、内容が大幅に変わっています。
Q-ラインも独自のテイストになっていますが、ライドもこれまでの技術を刷新しています。
レーザー銃は常にレーザー光線が出ていて、今どこに照準が合っているかが一目で分かります。そして、引き金を引き、的に当たると的が光ると同時にレーザー銃に振動が伝わるので、当たったかどうかがわかりやすくなっています。1回ずつ引き金を引かないと得点にならないようです。的の大きさは4種類あり、小さいほど1発あたりの得点が高く入るように設定されています。従来のこのアトラクションよりも命中させやすくなっています。
ここから先はプレイに集中したかったのでカメラは置きました(笑)
そんな私は初プレイのスコアは、
「786,250」点でした。ランクはレベル6のようです。
ディズニーランドパリと同様、途中ライドフォトがあり、アトラクションに併設されたショップで、その写真と自分の特典が表示されます。まわりをみていると平均200000点でした。
このアトラクションの出口付近には、スティッチとグリーティングできるスペースがありました。
Jet Packs
ディズニーランドでいうオービトロン、東京ディズニーランドでいうスタージェットに相当するアトラクションです。二人乗りのライドには、スイッチがそれぞれついていて、片方のスイッチを押すと上昇する仕掛けでした。逆に下降する方法は不明です(笑)
想像よりも高い位置を旋回するため、パークの外側が見渡せます。安全上、カメラを構えて乗ることができませんでしたので、外観撮影だけです。
乗り場の近くに手荷物を置ける棚があるので、そこに置いてライドに乗り込みます。
どの番号に乗るかで変わってきますが、トゥモローランドからガーデンオブイマジネーションズ方面を眺めることもできます。
見た目以上に園内は広いですよ!
Star Wars Launch Bay
トゥモローランドの端っこにあるスターウォーズをテーマにした施設です。近くにはストームトルゥーパーが監視の目を光らせていますよ~(笑)
フロリダ・ディズニーハリウッドスタジオにオープンした施設に類似した点があり、中では、スターウォーズにちなんだセットがあります。
エリアの一角には、LEGOで遊べるスペースも用意されていて、男の子を意識したスペースのようです。
この施設内では、映画「Starwars」シリーズのキャラクターとグリーティングできます。
私が会ったのは黒くて怖い人×2と金色のロボットで、登場するキャラクターは時間帯や日によって変わるそうです。中でもC3POとR2D2のツーショットは初めて見ました。マニアにはたまらない聖地なのでは?(笑)
「今」の時代からみた「未来」がテーマと書いたように、夜は幻想的な世界へと一変します。
同じトゥモローランドでも、これほどきれいで輝いている場所は上海ディズニーランドだけです。上海ディズニーランドを創り上げたイマジニアらの想いが詰まっているんでしょうね。