Disneyland Hotel (Disneyland Resort Paris)
誰もが夢見る夢の国のすぐそばにあるホテル、ディズニーランドホテルです。パーク直結型ではないものの、ディズニーランド・パリのエントランスの真上に位置します。お値段は東京ディズニーランドホテルよりちょい高いイメージです。
このディズニーランドホテルは、後のディズニーグランドカリフォルニアンホテルやディズニーシーホテルミラコスタのようなパーク直結型のモデルになったと言われています。
トレインステーションからディズニーランド・パリ方面に進むとミッキーの花壇が見えてきます。ホテルに入るには向かって右手(写真には写っていません...)にあるもう一つの建物に入口があります。
ここがフロント棟になっていて、0階(Grand Floor)がフロント、1階(First Floor)と2階(Second Floor)が客室になっています。中学英語の基礎知識がここで役に立ちます。
パーク側から入ると上の写真右にある扉から入ることになります。
この写真だと階段を挟んで左右のどちらかから入れる形で、左奥のカウンターがコンシェルジュで、荷物預かりや各種レストランの予約等ができます。右側にチェックインカウンター(フロント)があります。そして一番奥の扉の先に空港からのマジカルシャトルが発着します。細かい話ですが、現時点で唯一セキュリティーゲートを通らずにディズニーランド・パリに入れます。
ちなみにそのマジカルシャトルが発着する扉側から撮影した写真。
クリスマスツリーのまわりは2台の汽車が周回しています。そして、階段からも見えたこの家は、本物の砂糖を使って作られたお菓子の家です。
150kgの砂糖を使っているとは驚きです!
ここはとりあえず階段かエレベーターで2階まで上がります。
2階まで上がると中央の建物に行ける連絡橋があります。
ここを進みます。
途中、「GALERIE MICKEY」というギフトショップがあり、パーク内で扱っている商品が何点か手に入ります。
通路をまっすぐ進むと、吹き抜けのある場所に着きます。
正面を進んだ先に、お目当てのレストランがあります。
INVENTIONS
世界にあるキャラクターダイニングトップ3に入るレストラン「インベンションズ」です。このブログ何回目の登場ですことやら(笑)
年初め1月3日、最初のサンデーブランチです。
この日は13:00から15:00までの営業でした。
大人89€、日本円に換算すると約1万円する豪華な昼食です。
パーク内のキャラクターグリーティングで見かけた日本人5組中4組に遭遇しました(笑)
みなさん考えていることは同じようですね。
テーブルには硬めのパンが用意されていました。
オリーブオイルとバルサミコ酢が入った小瓶が前菜のコーナーに置いてあるので、それにつけて食べます。
食事代には、シャンパン・オレンジジュース・ミネラルウォーターのいずれかが1杯含まれていました。後は追加料金になってしまうので、オレンジジュース1杯とスープで我慢しました。
気になる豪華な料理のラインナップを見てみましょう。
料理は4つのコーナーに分かれています。
①前菜
②魚介類
中央には、白雪姫が模られた氷像が飾られていました。
今回のブランチのテーマですね。
③主菜
④デザート
料理のジャンルとしては、多国籍料理と言ったほうがいいでしょうか。
メニューは70種類以上あります。
さて、長らくお待たせしました。
キャラグリの時間です。店内が狭かったこともあり、縦撮りメインです。
まずは、このブランチのテーマにもなっている「白雪姫」から。
個人的に英名で呼んでいるので、ここでも英名で表記します。
Snow White
Grumpy
Happy
Sleepy
(スリーピーだけワンショット撮影を忘れました。隣は妹です。)
Bashful
Sneezy
Dopey
なぜか単独で登場した2匹
Pluto
Eeyore
そして、メインキャラクターの登場です。
Goofy
東京ディズニーランド15周年のミッキーの格好を思わせるスタイルで登場しました。歩くたびに帽子の鈴がチャランチャラン鳴ります。
続いてはお姫様。
Minnie Mouse
東京ディズニーシー・ポルトパラディーゾ・ウォーターカーニバルの「ダニエラ姫」を思わせるお姫様の格好。これは素直に美しいの一言。
バイバイしたあとの近づきは反則です!(笑)
最後はみんなのスター!
Mickey Mouse
騎士を思わせるド派手な格好です。
これには素直にイケメン!の一言。
以上、2016年初のサンデーブランチでした。
映画「白雪姫」は、ディズニー初の長編アニメーション映画であり、世界で初めてフルカラーで製作されたアニメーション映画です。また、ウォルト・ディズニー本人が製作に携わっており、映画で登場する老婆の声優も務めています。ディズニー映画のイメージが強い「白雪姫」ですが、グリム童話の「白雪姫」を原作としています。比較としてよく挙げられるのは、登場する7人の小人の区別がないことです。ディズニー映画の「白雪姫」が製作された際、登場するすべてのキャラクターに「個性」を出したいというウォルトの強い思いから、7人全員が何らかの特徴をもっています。なので、ディズニー映画での「7人の小人」は7人揃わないと意味がありません。
キャラクターグリーティングや一部パレードでは、映画と同様の順番(ドックから始まりドーピーで終わる)で行進します。ちなみに私が知っている範囲では、グリーティングで7人すべての小人が登場し、かつ行進している様子が見られるのは東京ディズニーランドだけです。
ただ写真を撮るだけではなく、キャラクターの個性や映画のストーリーを話すのもグリーティングの面白さです。例えば、グランピー。いつも怒っている彼ですが、映画の中で涙するシーンがあります。そう心は優しい一面を持っています。「本当は優しいくせに~」なんて言ったら、「なわけないだろ?」っていうジェスチャーが返ってきます。何気なく写真を撮るだけでなく、映画で活躍する姿から会話を弾ませると、キャラクターも喜んでくれます。
パークでグリーティングの機会があったら、こうした会話を交えてみてはいかがでしょうか。以上、余談でした。
ついでに、クリスマスに前乗りした家族からクリスマスブランチの写真を拝借したので、様子をちょっとだけ載せます。
このインベンションズは、毎週日曜日13:00から15:00に開催されています。また、クリスマスなどのイベントがある日には日曜日でなくても開催されていることがあります。
この記事にも書いたコンシェルジュで確認・予約ができます。また、パーク内のレストランもここで予約を入れられます。利用したことがないので分かりませんが、おそらくディズニー直営ホテルであればフロントから予約を入れられると思います。キャストによって対応が違うので何とも言えませんが...。
ディズニーランド・パリに訪れる際は、是非日曜日を挟んで滞在されることをおすすめします。
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本日早朝(現地1/28夜)、ディズニーランドリゾート・パリにあるディズニー直営ホテル「ホテル・ニューヨーク」にて、拳銃2丁を持ち込もうとした男が逮捕されました。男はパリ在住で、自衛のために拳銃を保持していたそうです。その他、フランス語で書かれたイスラム教の聖典コーランを持っていたそうですが、テロとの関連は不明とのことです。
---*Twitter埋め込み*---
Man held at Disneyland Paris carrying "low-calibre" guns & copy of Koran - police sources https://t.co/ZpHPMu2fJi pic.twitter.com/aUNHCKWvhF
— BBC Breaking News (@BBCBreaking) 2016, 1月 28
Man arrested with two firearms at entrance to hotel at Disneyland Paris, French media report https://t.co/IAqaYU3esY
— BBC Breaking News (@BBCBreaking) 2016, 1月 28
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報道によると、ホテル入口の金属探知機で見つかったそうです。
1か月前に滞在した際、ディズニーランドホテルの入り口(マジカルシャトルが到着する場所)に足を運びましたが、金属探知機どころか警戒・警備を行っているセキュリティキャストを目撃していません。もちろん、宿泊した2つのパートナーホテルは無防備状態でした...。
今回の旅では、ディズニーランドホテル以外の直営ホテルには立ち寄っていないため、どのようなセキュリティ対策が行われているかは不明です。唯一可能性があるとすれば、車でホテルに到着した際、ホテルの駐車場入り口で、警備員とのやりとりがあるため、ここで金属探知機の検査があったとも考えられます。少なくともホテルエントランスでは実施されていないはずです。
記事に何度か書いていますが、ディズニーランドホテル(パリ)はセキュリティ区画内に位置する唯一のホテルであり、マジカルシャトルや車で来館した場合、セキュリティーゲートを通らずにホテルに入ることができます。また、そのまま両パーク内に手荷物検査なく入れるという穴があります。今回の報道で、ディズニーランドホテルではなく、「ホテル・ニューヨーク」と聞き、ちょっとだけ安心しました。これが、ディズニーランドホテルであれば、悲劇では済まない事態が起きていたかもしれません。
昨年のテロ事件以降、フランス全土において厳戒態勢にあり、パリ市内の散策をはじめ、ディズニーランド・パリへのセキュリティゲートを突破する際も何度か金属探知機による検査を受けました。この事件を受けて、さらなる厳戒態勢となるでしょう。非日常の空間であるディズニーパークとはいえ、その中に入る前でも後でも、身近に脅威があることは頭の片隅に残しておく必要があります。
この先もディズニーパークにおいて、悲しいニュースが入ってこないことを心の底から祈るばかりです。