Toon Studio (Place de Rémy)
今回の旅の第一の目的がこの場所です。映画「Ratatouille(レミーのおいしいレストラン)」をテーマにしたトゥーンスタジオ第3の拡張(追加)エリアです。アトラクション、レストラン、ショップが1つずつあります。この映画は、「フランス・パリ」が舞台となっていることもあり、フランスの方々には好評の作品のようです。映画のタイトル「Ratatouille」は野菜の煮込み料理のことで、主人公レミーがネズミ(Rat)であることに引っかけてあります。
(参考):主題歌「Le Festin」
パリらしいというか、パリでしか再現できないエリアですね。
上の写真は、映画にも登場する五つ星レストラン「グストー」がある場所が再現された広場です。広場の一角には、映画に登場する「コレット」という女性が乗るバイクが置いてあります。
ある意味バイク好きなので記念に1枚(笑)
(ハンドルが左に傾いているのでポーズとりにくかったです...)
Ratatoille: L'Aventure Totalement Toquée de Rémy
映画にも登場する五つ星レストラン「グストー」内をレミーと同じ目線に立って駆け回るアトラクションです。2014年7月10日にオープンしています。基本的には映画を見ていないと何のこっちゃ分からないことになります。
人気を見据えてか、ファストパスとシングルライダーに対応しています。
ファストパスとシングルライダーの列は、それぞれ独立していて、プレショー(アトラクションに乗る前の演出)なくそのまま乗り場に着きます。
なので、一度はスタンバイで並んで乗ることをおすすめします。
スタンバイに限り、フランスの街を思わす光景を覗くことができます。
その先で、3Dメガネを受け取ります。どこかで見たことあるような...(笑)
ここが合流ポイントです。左からファストパス、シングルライダー、スタンバイです。乗り場は左と奥の2か所に分かれていて、通常左がファストパス優先レーン、奥がスタンバイのレーンになっています。ライドは3人×2列の6人乗りで、シングルライダーが通されやすい座席配置になっています。それぞれ3台ずつ停車します。
乗り場から見た様子です。
奥に光って見える建物の前を通り、メインショー(アトラクション部分)に入っていきます。
ライドシステムは、プーさんのハニーハント(TDL)と同じくレールがありません。
決まったルートを通るものの、各ライドが独立して動きます。
どんな内容かはアトラクションに乗った人だけの秘密です(笑)
3D映像なのでカメラで撮影してもブレるだけです。
ライドはネズミ型で、3D映像に合わせてライドが傾く仕掛けになっています。乗り場と同様、降り場も3台×2レーンに対応していて、効率よく回転できるよう設計されていました。
降り場からは、隣接するレストランの様子が窓越しに見えます。
滞在期間は3日に1度の割合でシステム調整でクローズしていました。最新技術が加わると、システム調整はつきものなんですかね。
一度スタンバイで乗ってしまえば、後はシングルライダーで乗った方が効率的です。パーク内で一番人気があるかと思いきや、ファストパスに対応していない「クラッシュ・コースター」の方が待ち時間が長い傾向にありました。ネズミよりも亀に人気が集まるとは...(笑)
Bistrot Chez Rémy
先ほどアトラクションから見えたレストラン「ビストロ・シェズ・レミー」です。映画の世界観が全面に出たフランス料理のレストランです。リゾート内にあるレストランのうち、最も人気があり、当日の予約はほぼ不可能というくらいです。もちろん時期にもよります。
レストランの予約は、エントランスにあるインフォメーションでできます。
レストランの入り口は、ロビーになっていて、右手奥に受付があります。あらかじめ予約を入れていた場合は、予約表を提出します。ここでも当日の予約を入れることができますが、昼食と夕食の時間帯は予約でいっぱいと思っていたほうがいいです。
席が用意でき次第、キャストが店内に案内してくれます。
映画の最後にも登場する、レストランというか酒場がそっくりそのまま再現されていて、椅子には瓶のフタ、机はジャムなどの箱が使われていたりと、ネズミの大きさから見た世界が広がります。
メニューは大きく分けて4つ、すべてコース料理になっています。
後述する食レポはスルーしてください(笑)
2016年1月1日に確認したメニューは以下の通りです。
「Remy Menu」-前菜、主菜
「Emilé Menu」-前菜、主菜、デザート、1ドリンク
「Linguini Menu」-前菜、主菜
「Menu Gusteau」-前菜、主菜、デザート、1ドリンク
この他にお子様メニューや追加メニューもありました。
前菜は固定で、主菜が肉料理・魚料理・野菜鍋の3種類から1つ、デザートは7種類の中から1つ、1ドリンクはミネラルウォーターか炭酸系(ファンタオレンジやNesTeaなど)が選べます。また、追加料金でビールなどのアルコールに変更することもできます。
今回は初来店ということもあり、エミールとグストーを注文しました。
エミールはレミーのお兄さん、リングイニはレミーが操る人間の若者、グストーは5つ星レストランのシェフで映画では幽霊(故人)という扱いで登場します。以上、映画のおさらいでした。
<共通>パン
コース料理を注文した人数分のフランスパンが出されます。
言うまでもなく硬かったです。
<Emilé Menu>
①前菜
エミールメニューの前菜はボウルサラダです。
見たまんまの味でした。
②主菜
グリルステーキとフレンチフライ、右上の小鉢がラタトゥーユです。
お肉は焼き加減を指定できますが、噛みにくい硬いお肉でした。
③デザート
7種類あるデザートはエミールとグストーで同じです。
その中から選んだのは「アップルタルト」、こちらも見た目通りの味で温かく美味しかったです。
<Menu Gusteau>
①前菜
世界三大珍味「フォアグラ」を使った料理です。硬いパンとソースをからめて食べます。右上に見える「NesTea」と左に見える「Fanta Orange」が1ドリンクで選べた飲み物です。ただ、コップ1杯分しかなく、おかわりもできない(有料になる)のでチビチビと飲まないといけなくなります。
②主菜
グリルステーキとバターポテト、右上の小鉢がラタトゥーユ(キュウリ包み)です。
エミールと同じお肉でしたが、同じく噛みにくい硬かったです。ソースとポテトが違うだけでした。また、ラタトゥーユはキュウリで包んであるかないかの違いで、味は同じでした。ポテトは、バターの甘さがあったため、個人的にはアリでした。ただ、お腹にくるので、先に食べるのは避けたほうがいいのかなと。
③デザート
7種類のうち無難に「ティラミス」を選択しました。
予想以上に量があり、満腹状態でこの量はきつかったです。
クリームが多いため、普通に想像できるティラミスの味よりもクリーミーでした。(そのまんま)
会計はテーブルで支払うスタイルです。
年パス(Dream、Fantasy)がある場合は、伝票を受け取った時点でキャストに提示すると割引処理してくれます。
食後は、まわりの迷惑にならないよう店内を散策。
デザートワゴンが店内に2か所ありました。
キャストしか手を出せないですけどね。
ストレートな感想としては、お肉を除いておいしかったの一言です。
魚料理や野菜鍋がどのように出てくるのか気になるところ。
次行く機会があれば、試したいですね。
Chez Marianne
レミー広場にあるショップです。店内には、「レミーのおいしいレストラン」をテーマにしたグッズを各種取り扱っています。
東京ではあまり見かけないお菓子の量り売りもあります。
タイムリーな話題として、こんなツイートを見つけました。
---*Twitter埋め込み*---
Belle is trying to teach Gaston about picture-less books. Good luck ;) pic.twitter.com/CAQ3aCgR6s
— ED92 (@ED92live) 2016, 1月 27
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レミー広場の中央にある噴水で、ベルとガストンがグリーティングをしていたようです。映画を観たことがある人は、このやりとりが何を表しているか分かりますよね?
余談ですが、映画「美女と野獣」の主人公ベルの名前は、フランス語で「美しい」を意味する「Belle」からきています。また、映画はフランスの「Colmar」という街が舞台になっています。フランスつながりの夢のコラボレーションですね!
さらにさらに、映画の主題歌「Le Festin」は東京ディズニーシー・メディテレーニアンハーバーでも聞くことができます。(参考動画の最初3分で流れる曲です)
インパークした際は耳を傾けてはいかがでしょうか。