Production Courtyard
フロントロットを抜けて目の前に立つパートナー像の左手に広がるエリア「プロダクション・コートヤード」です。
ウォルト像からフロントロットを向くとこんな風景が広がります。
近くにはインフォメーションボードがあり、リアルタイムの待ち時間を把握することができます。ショースケジュールも表示されています。
パートナー像の背景には、ハリウッドの街並みが描かれています。
その仕掛けがこちら。
これも映画セットってことですね。
ちなみにこの通りには、とあるアイス屋さんがあります。
ディズニーランド・パリにもあった「BEN&JERRY'S」のお店です。こちらでは、ミックス系の4種類のみの取り扱いでした。ただ、滞在期間2回しか営業していませんでした。さすがに冬季は売れないでしょうね。
Studio Tram Tour: Behind the Magic
トラムバスに乗って、映画の舞台裏や映画撮影で使われたセットを見学するツアータイプのアトラクションです。ガイドマップやアトラクションの各所に書かれていますが、「CATASTROPHE CANYON」と呼ばれるこのアトラクションのためだけにつくられた映画セットを通過します。
入口には、映画「102」に登場したクルエラの愛車が飾られています。
乗り場のスタンバイ列は4か所あり、右側が先頭寄り、左側が後ろ寄りの車両に案内されます。
牽引車1両に客車6両を連結したトラムです。
ドアの開閉もシンプルです。
マニアックな視点から見ると、右上に停車(ゲストの乗車)時間を示すタイマーがあります。多い時で4台のトラムが運行されるので、こうした時間管理が重要になってきます。
先頭に乗った人だけ見れる光景があります。
きれいなお姉さん...ではなく、クラッパーボードです。
これから3つあるシーンのうち1つ目のアクションを切るのに使われます。
クラッパーボードだけ撮らせてと頼んだだけですが...(笑)
案内はこのモニターを通じてアトラクションは進んでいきます。
キャストも添乗しますが、最初と最後のアナウンスだけです。
フランス語がメインですが、ところどころ英語が入ります。
ツアーのコース上にはところどころ映画の撮影で使われた小道具が展示してあります。本物かどうかは定かではありませんが...。
しばらく進むと、大きなセットが見えてきます。
これがこのアトラクションのメイン「カタストロフィー・キャニオン」です。
そのまま訳すと「大災害・渓谷」です(笑)
石油の採掘現場を模したセットで、トラムはここで停止します。
停止すると撮影がスタートします。
流れを言葉だけで説明すると、この採掘現場で地震が発生します。
すると、電柱から火花が出て、火災が広がります。
で、どういわけか...
奥から上から水がどぅわぁ~~~っと降ってきます。
大洪水ってやつです。
トレーラーも水の勢いで滑り落ちる演出つきです。
これだけ迫力あるシーンを撮影するには、これだけの仕掛けを使って撮影していることを目の当たりにできます。
トラムは、仕掛けの真裏に移動し、もとのルートを戻ります。
車内のモニターでは、真上から撮影された映像をもとに、このセットについての説明があります。
1回のカットで70,000ガロンの水が使われるそうですよ!
見覚えのある車もあれば、ジャンルの違う車まで...
RCレーサーはおもちゃのラジコンカーです(笑)
実際にはもっと小さいかと。
トラムの最後は、廃墟となったロンドンの街へと入っていきます。
トラムの通過に合わせて2回火を噴きます。
この2つ目のセットは、映画「Reign of Fire」(和名:サラマンダー)という怪獣が出てくる作品のワンシーンが再現されています。先ほどの火は、映画にも登場するサラマンダーという竜が人間に対する威嚇をしているシーンを再現しているそうです。
トラムは、この後停車場に着き、ツアーは終了です。
もともとディズニーハリウッドスタジオにあった「スタジオ・バックロット・ツアー」をほぼそのまま導入されたアトラクションです。
現在は、ディズニーハリウッドスタジオの再開発に伴い、クローズしてしまったため、このアトラクションが存在するのは、パリだけになります。
The Twilight Zone Tower of Terror
パークの中心的な存在でもある廃墟となったホテル「The Holleywood Tower Hotel」です。このホテルの中に、「タワーオブテラー」というアトラクションがあります。
アトラクションのストーリーに関しては前回の記事をご覧ください。
東京ディズニーシーにあるタワーオブテラーと同名のアトラクションですが、ストーリーが根本的に違うため、TDSのに乗り慣れている人には馴染みのないテイストになっているでしょう。
この先は乗った人の楽しみということで。
原則フランス語で展開されますが、英語で展開されるときもありました。キャストに申告すれば英語に変更できるのか、1レーンだけ英語なのか謎のままです。
落下パターンは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにあるタワーオブテラーと同一です。最上部では、ライドフォトの撮影があります。
いじわるなことに「1」と「4」の席しか顔が見えません。
写真買ってねってことです。